今回は
黄道十二星座とギリシャ神話(9) :人馬宮:いて座:Sagittarius (11/22-12/21)
です。
シンボルマーク:
(出典:イラスト素材:星座記号 セット)
きれいな星座絵の例としては
1) 星座の特徴
(出典:コトバンク:いて座)
「いて座」は、誕生星座として知られている星座で、
天の川が一番濃く、幅広く見えるあたりに広がっています。
目印は、北斗七星に似たスプーンのような形の星の並び。
南の空にあり星の数が6つなので、「南斗六星」と呼ばれている。
星座の絵では腕や弓の付近にあたる星々です。
(出典:知って楽しいいて座 – 探し方から神話・宇宙の話まで)
2) ギリシャ神話
夏の天の川の一番濃いところで輝くいて座。
ギリシア神話には上半身が人間、下半身が馬の姿をしたケンタウルス
という種族が登場します。
ケンタウルスたちは野蛮な乱暴者が多いのですが、
このいて座のもとになったケイローンは特別で、
徳も深く、立派な教育者でした。
彼はその武術をヘルクレス(ヘルクレス座)やカストル(ふたご座)に、
医術をアスクレピオス(へびつかい座)に伝え、
賢者として多くの英雄たちから尊敬されていました。
しかしヘルクレスが冒険の途中で
ケンタウルスたちといさかいを起こしたとき、
ヘルクレスが放った矢がたまたま
このケイローンに当たってしまいました。
この矢にはヒドラ(うみへび座)の猛毒が塗ってありましたが、
不死身に生まれついたケイローンはいくら苦しくても死ぬことができません。
傷の痛みに耐えかねた彼は、
不死の体をプロメテウスにゆずって、やっと死ぬことができました。
大神ゼウスはその死を惜しんで天に上げ、このいて座にしたということです。
(出典:さそり座:佐久市)