今回は
黄道十二星座とギリシャ神話(8) :天蠍宮:さそり座:Scorpio (10/23-11/21)
です。
シンボルマーク:
(出典:イラスト素材:星座記号 セット)
きれいな星座絵の例としては
1) 星座の特徴
(出典:コトバンク:さそり座)
「さそり座」は、誕生星座として知られている星座で、
S字型に星が並んでいるます。
南の空の低いところに見えるのであまり目立たないですが、
形はとても分かりやすいです。
「さそり座」の目印は、赤い色の1等星アンタレスです。
ちょうどサソリの心臓あたりに光っています。
アンタレスは月や惑星の通り道の近くにあるので、
ときどき並んでいる光景を目にすることができます。
とくに火星と並ぶ時には、
2つの星が互いの赤さを競い合っているように見えます。
「火星に対抗するもの」という意味を持つアンタレスの名前は、
ここから付けられました。
「さそり座」の尾のあたり、隣の「いて座」との境界付近に、
天の川銀河の中心方向があります。
そのため、このあたりは星の数がたいへん多く、
天の川の幅も広くなっていますので、
肉眼でもハッキリと天の川を確認できます。
双眼鏡で眺めると視野いっぱいに星が散らばり、
とても美しい眺めです。
(出典:ウェザーニュース:てんびん座の探し方)
2) ギリシャ神話
夏の南の空で輝くさそり座。
このさそりは、
乱暴で自慢ばかりしていたオリオン(オリオン座)を
こらしめるために女神ヘラが送った大さそりだということになっています。
このさそりはオリオンの足を刺してやっつけた功によって
空にかけられ星座になりました。
その後オリオンも恋人だった月の女神アルテミスの願いで
星座になりましたが、
今でもこの大さそりを恐れ、さそり座が東に上ってくると急いで
西の空に沈んでいくということです。
もっとも別の話ではこのさそりはオリオンに返り討ちにあって
やられてしまうことになっていて、
オリオンが東の空から現れるとさそりは
こそこそと西の空に沈んでいくといわれます。
さそり座とオリオン座は星空の反対側にあり、ど
ちらかが上るともう一方は沈んでいくことからできたお話で、
どちらも星の動きをよく表しています。
(出典:さそり座:佐久市)