今回は
黄道十二星座とギリシャ神話(4) :巨蟹宮:かに座:Cancer (6/22-7/21)
です。
シンボルマーク:
(出典:イラスト素材:星座記号 セット)
きれいな星座絵の例としては
1) 星座の特徴
(出典:コトバンク:ふたご座)
「かに座」は四角形に並んだ星が目印で、カニの甲羅にあたります。
この四角形から手足が伸びているます。
暗い星ばかりなので、見つけにくいかもしれませんが、
双眼鏡を使うと、この四角形の中にたくさん星が集まっているようすが見えます。
この星の集まりが、「プレセペ星団」で、春の星空の中で見どころのひとつです。
また、「かに座」 の学名は,‘Cancer’といこ言いますが、
‘Cancer’をふつうに辞書で引けば,「ガン」 となります。
なぜ、「かに座」が「がん:Cancer」になったかと言えば、
「乳ガン」 が見つかった時,その形状が 「カニ」 に似ていたためだそうです。
2) ギリシャ神話
ギリシア神話の英雄ヘルクレスは、
あやまって家族を殺した罪を償うために12の冒険をしましたが、
その2番目の冒険がアミモーネの沼に住む大蛇ヒドラ(うみへび座)退治でした。
ヘルクレスとヒドラが死闘を繰り広げているとき、
日ごろからヘルクレスを嫌っていた女神ヘラは、
ヒドラを応援するために巨大な怪物蟹を差し向けました。
けれど蟹はあっというまにヘルクレスに踏みつぶされてぺ
しゃんこになってしまいます。
たいした活躍はできませんでしたが、
とにかくがんばったということで、ヘーラによって星座に
上げられたのがこのかに座だといわれています。
(出典:かに座:佐久市)