今回は

黄道十二星座とギリシャ神話(2) :金牛宮:おうし座:Taurus (4/20-5/20)

です。

 

シンボルマーク:

 

(出典:イラスト素材:星座記号 セット

 

 

 

きれいな星座絵の例としては


      おうし座『ウラニアの鏡』1824年

 

1) 星座の特徴

(出典:コトバンク:おうし座

(出典:プラネタリウムソフト:Stellarium

 

目のところに輝く赤っぽい1等星アルデバランが目印。

アルデバランは「後に従うもの」という意味だが、

これは「プレアデス星団」の後に上ってくることから名づけられた。

プレアデス星団はウシの肩あたりに位置する、

青白い星がいくつか集まっている星団で、肉眼でも6個ほどの星が数えられる。

双眼鏡では数十個の星が見え、たいへん美しく素晴らしい眺めを楽しめる。

日本では「すばる」という名前で有名で、

ハワイにある「すばる望遠鏡」もここから命名された。

(出典:星座図鑑:おうし座(HONDA

 

2) ギリシャ神話

ギリシア神話では、このおうしはフェニキア国の王女エウロパをさらった牛だと

されています。エウロパは大変美しく、とても活発なお姫様でした。

ある日エウロパが牧場で花摘みをしていると、

どこからともなく雪のように白い牡牛が現れて、彼女のそばにうずくまりました。

エウロパはふと思いついて、その白い牛の背中にまたがってみました。

すると牡牛は突然、ものすごい速さで走り出し、

そのまま海を渡ってはるか彼方まで彼女を連れ去ってしまいました。

実はこの牡牛は、大神ゼウスが彼女を誘い出すために変身した姿だったのです。

二人はそのままクレタ島に渡り、そこで一緒に暮らしました。

二人の間に生まれた子孫がさらに東を目指し、そこで拓いたのがヨーロッパです。

今のヨーロッパという地名は、このエウロパの名前がもとになっています。

(出典:おうし座:佐久市