いくつか百人一首が浮かんだあと、
俵万智さんの「サラダ記念日」の中の1句が
浮かびました。
浮かんだ和歌は以下です。
「明日まで一緒にいたい心だけホームに置いておる終電車」
僕が京都で、大学院生活をしていた時、
今の家内は、愛媛で、栄養士として、働いており、
いわゆる「遠距離恋愛」でした。
だから、この歌がとても好きです。
ただ、僕の場合は、愛媛に行って
なるべく長く家内と一緒にいたくて、
夜の船で、愛媛から大阪に戻ったので、
「終電車」ではなく、「夜の船」でしたが・・・
家内と初めて会ったのは、僕が20歳でした。
はじめて、僕から女性に声をかけた僕に、
自分でびっくりしていた、僕自身を今でもはっきり覚えています。
あれから46年の月日が流れ、いろいろあったなぁ!
今は、父母の世話をずっとしてくれたのに、
兄妹だけではなく、裁判官にさえ、
何一つ認めてもらえなかった僕の力なさが
申し訳ない気持ちでいっぱいです。