以前、「数学定数(e)」について書きましたが、
今日は
「円周率が無理数であるという不思議」
を書きます。
まず、円周率の定義は
円周率:円周の長さ(L)÷直径の長さ(d) = L/d
です。
ごくあり触れた円の周りの長さ(L)と直径(d)の比が円周率なのに
この比が簡単な数値でもなく、有理数でもないことが
とても不思議です。
今は、だれも普通に円周率をπで表し、
周りの長さ(L)と直径(d)とした以下の式で書きます。
L=πd
そして、
円周率(π)=3.14159265359...
と覚えています。
では、「円周率が無理数である」という証明はというと
詳細は以下に譲るとして・・・
「1761年、ドイツの数学者ヨハン・ハインリッヒ・ランベルトによって
初めて示されました」
「円周率πの不思議」という本に円周率の不思議な話が、いろいろ載っています。
この本を読んでも、結局
どうして、円周率(π)が無理数でなければならないのか?
円とはそれほど、不思議なものかのか?
という疑問は解決しません。
それに加えて、
どうして、重要な数学定数は
「自然対数の底(e)」も「円周率(π)」も無理数なんだろう
という疑問も残ったままです。
もしかすると、
「人が自然に思いつく自然数」
「神が自然に思いつく自然数」
に違いがあるのでしょうか?
不思議なことって、身近にあるんだなぁ!
という感想だけが残ります。