近頃、あまり見たいテレビ番組がなくなってきているのですが、

それでも、「プレバト」は好きなテレビ番組の1つです。

 

というわけで、1月11日の「プレバト」を見ていました。

 

さすがに、年始の特番だったので、

いろいろ感動しました。

「色鉛筆」1位 辻本舞さんの作品もその一つでした。

 

でも、僕個人としては、

「俳句冬麗戦 題:大笑い」のしかも10位の以下の俳句です。

「妣(はは)の忌や遺言だもの牡蠣フライ」(安藤和津さん)

でした。

 

俳句の題は「大笑い」で・・・

 

選者の夏井先生は「妣(はは)」は亡くなった母の意味なので、

「妣」と書くだけで、「の忌」は表現できていますので、

惜しいですなどとされましたが・・・

 

「遺言だもの牡蠣フライ」

 

何周忌かの集まりで、亡くなった母をしのんで、

お母さまの好物だった「牡蠣フライ」を食べて

「笑って、私の想い出話をしてね」

と死に際に残された「遺言」を守って、

懐かしさと寂しさを心に秘めながら・・・

「ほんと、お母さん、牡蠣フライ好きだったよね」と

笑っている残された子らの情景が浮かび・・・

 

僕は兄妹に父母亡き後、

「お前はパラサイトだったから父の遺産はやらん」

と訴訟を起こされているんだ!

「ごめんなぁ、おやじ、お袋」

という思いで、いっぱいになり、

結構長い間、涙が止まりませんでした。

      泣き顔

(出典:イラスト素材:顔を隠して泣いている男性