夜は、主にAmazon Primeでアニメや映画を見て
過ごしていますが・・・

「The day after Tomorrow」

という映画を見ました。

 

    The day after Tomorrow

この映画の詳細は以下を参照していただくとして、

上記から大事な部分として・・・

「地球温暖化によって氷河期になる?」

という疑問が湧きました。

 

というのは、

僕が「海洋物理学」で習った

「熱塩(ねつえん)循環」「グローバルコンベヤーベルト」

などと呼ばれる、地球規模の海水循環は、

海水の密度が「水温と塩分濃度」によって決まることによっている

ので、どうなるのかなぁ?

と想像しだして・・・・

 

少し解説すると・・・

1)極地方で、氷が解ける。

2)極域での水分が増えて、海水の塩分濃度が下がる

3)海水密度が軽くなり、極地方で、海底方向に沈降していた

  海流がなくなる

     グローバルコンベヤーベルト

 

4)海水による熱循環が機能しなくなる

5)極地域では温度が下ったままで、赤道地域では高温のまま

6)海水温が2分化することで、大気の熱循環も崩れる

7)大気の「対流圏」がなくなり、「成層圏」の極低温の

  空気による巨大低気圧によるストームが発生する

などなど・・・

 

気象・海象を含めた地球の熱循環モデルの最新版を持っていないので、

どのファクターを正確に表していないから起きないのかまでは

言えませんが・・・・

 

僕は、おそらく、上記は起きないと考えました。

そこで、ネットで調べてみました。

 

気象庁は以下のようにまとめています。

「2100年までに大西洋の深層循環の突然停止が

起こらないことについての確信度は中程度であると報告されており、

確信度がIPCC(2013)のときよりも高まっています。」

なお、このページには、海洋の熱塩循環もわかりやすくまとめられていますので、理解の助けになると思います。

 

SFとしては、とてもいい話題だなぁと思いました。