大学に入学するということは、

初めて、親元を離れ、一人暮らしをする

ことで、

生活費をどうするか・・・

時間をどうするか・・・

いろいろ、不安な中で、

 

新歓コンサートに行ってみた・・・

四国の国立大学の古びた講堂で、

大音量のスピーカーで、

中山ラビさんが熱傷していました。

 

その歌声は、

美しくかつ力ずよく・・・

特に・・・

♪人は少しずつ変わる

は、僕には衝撃でした。

 

そうだなぁ!

「人は少しずつ変わる」んだなぁ!!!

って、感じで・・・

歌詞はとても暗いのですが・・・

僕は、ただ・・・

「人は少しずつ変わる」んだ

とその歌を聴いていたのを覚えています。

 

ぜひ、一度お聞きください。

youtubeなら

====中山ラビ♪人は少しずつ変わる====

人は少しづつ変わる
これは確かでしょ
あたしを育てた季節が
変わるよに
春には芽が吹いて
夏はこんもり緑濃く
秋は枯葉舞い
冬は化石のよう
そしてあなたの心も変わったね
石のように冷たいのです

人は少しづつ変わる
これは確かでしょ
2人が建てた家が変わるよに
軋む畳の裏表
賑やかな茶の間
つぎはぎの窓ガラス
雨漏りのトタン屋根
そしてあなたの心も変わったね
訪れる人も途絶えたのです

人は少しづつ変わる
これは確かでしょ
月映す川が変わるよに
道端に水が湧き
岩を回って流れ
淀みは泡立ち
日照りの河原
そしてあなたの心も変わったね
涙も枯れてしまったのです

人は少しづつ変わる
これは確かでしょ
ひとつの時代が
やがて 過ぎるよに
取り残しの年齢
時告げる一番鳥
一夜の夢覚めやらず
迂闊な十年一昔
そしてあなたの心も変わったね
偲ぶ面影色褪せたのです

そしてあなたの心も変わったね
偲ぶ面影色褪せたのです

====

中山ラビさんは、もう1曲

中山ラビ♪ひらひら

もいい曲です。

====中山ラビ♪ひらひら====

ヒンヤリと 肌にはしる
ひとりねの ひらひら
ひかげのような
乾きがたまらない
小さな夕立を
くださいな 今すぐ

しっかりと 肌はおぼえ
ひとりねの ひらひら
シクラメンは
今がさかり
ヒコーキ雲をよんで
くださいな 今すぐ

ぬくもりに 肌はこたえ
ひとりねの ひらひら
ながれ星は
途中下車です
かえりの切符
くださいな 今すぐ

ねがえりに 肌はむせて
ひとりねの ひらひら
よみかけの本に
かわいいさし絵で
せめて かざって
くださいな 今すぐ

====

 

どちらも、

僕にとっては、不安な気持ちにマッチした

想いで深い曲です。