その名の通り、激取れ。
毎回毎回満タンに入る、身動きが取れないとはこのことだろう。
ひしめき合う、ぎゅうぎゅう詰め、満員電車並み、しかし、また新しいメンバーが入って行く。
不思議だ。
この液体からどれほどの魅惑のニオイがしているのだろう。
それにしても効果は絶大だ、驚くほどよく獲れる。
しかしこれだけ獲れてもゼロにはならない。
毎年毎年、同じくらいの数が現れる。
あの羽音聞くと反射的に体が固まる。
微動だにしない、それが鉄則。
刺されたら、終わるよ。
まあ、今のところは人的被害がないので非常にありがたい。
畑仕事のワイフにはこれがお守りだ。
しかし、そろそろこれも交換のタイミングだなあ。
それにしてもこの季節まだ元気に飛び回っていることが異常だ。
12月が来るというのに、ハチや蚊が飛んでいる。
まだ、飛んでいる。
本当に、異常だ。
熊やハチが悪いわけではない。
この異常を作り出した者がいる。
次から次へと異常を生み出す者がいる。
その異常さが熊やハチを狂わせる。
ハチが詰まったこの光景が気持ち悪い訳ではない、一番気持ち悪いのは奴らだ。
この鉢が何かを訴えている。

