もうずいぶん前にANAのマイレージカードを作った。
それもあるのか、よくメールがやってくる。
内容は、いついつまでにこのメールに返信しないと貯まっているマイレージが失効しますよってやつ。
見るといつの間にか20000近くのマイレージが貯まっていた。
このカード、作ってから確か1〜2回ほどしか使ったことがない。
もう何年も前のこと、何に使ったかも思い出せないくらい前の話。
そんなカードにいつの間にかマイルが貯まっていた。
まるで魔法のような話だ。
使いもしないカードにマイルが貯まっていたなんて、なんと、ラッキーなことか。
これ所謂、詐欺メール。
昨日届いたメールには今日中に返信しないと失効するとなっていた。
そして今日届いたメールには明日までに返信しないと失効するとある。
一体いつが本当の期限なのか、そして、そんなメールが何度も何度もやってくる。
やばい、マイレージが失くなる、なんて慌てて指定されたアドレスにアクセスすることはこの先も死ぬまでないだろう。
そろそろ相手も、そのへんのところは察してほしいものだ。
最近は別の意味でいつの間にか貯まっていたマイレージが失効しても構わないと思うようになった。
ANAのサービスがどんどん改悪されていく、ラウンジは使えない、指定席は取れない、私ごときの使い方ではANAのサービスを受けられることはこの先永遠にないだろう。
マイルを貯めていつかいい席に乗れたらと思いカードを作ったが、マイルが貯まる率はどんどん悪くなる、100円で1マイルが1000円で1マイルになり10000円で1マイルになっていく。
その特典はますます、手の届かないものへなっていく。
このカードを持っている意味は、どんどんなくなっていく。
カードのありがたみなど、今はほとんど感じない。
だから、メールを見て、マイルが失くなると言われても、惜しいとは思わない。
別に気にならない、例えそのメールが正規のものだったとしても、すぐにメールを削除するだろう。
これからは、羽田へは新幹線で行くとするかな。
たまにしか飛行機に乗らない者にとって、航空会社のカードなど、無用の長物、そのことをますます思い知らされる。
まあ、会社にとっても、エコノミーにしか乗れない客よりは、ファーストやビジネス客の方が何倍もありがたいものだ。
その差をどんどん広げたいだろう。
貧すれば鈍すで貧乏が蔓延していくと、区別、差別はあからさまになっていく。
それも仕方ない、それが現実だ。
だから、いつかは外国系の便のビジネスにでも乗ろう。
私は日本人だけど、ANAやJALとのはあまり縁がなさそうだから。
おや、今日もまた、メールが来ている。
確認してみよう。
おー、なんと、この前失効したはずのマイルが、30000近くもある。
これは大変だ、でも、この程度ではいい席には座れない。
残念ながら今日も返信せずに削除する。
多分またメールが来るだろう。
これを見てもよくわかる、私の個人情報もしっかりどこかへ流出していることが。