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彼(もしくは彼女)が今年も顔を出してくれた。

毎年会うと思うのが、さて彼は昨年の彼なのか。

彼らの寿命は5~10年と聞く、と言うことは冬も越していることになる。

ならば、彼は今年も来たと言うことか。

それなら尚更情がわく。

 

キッチンの流しの窓に現れる。

網戸に張り付いて次々虫を捕る。

不思議とそれを見ていて飽きない。

静かに虫との間合いを詰める。

そしてパクっといただく。

しかし、毎回成功するわけではない。

何度も失敗を見た。

でも、何事もなかったかのように次のターゲットを狙う。

生きていくためには、当然の策だからね。

 

ただ、毎日くるわけではない。

もしくは、私たちが寝た後に来ているのかもしれない。

と、想像を巡らせてみる。

今日は腹いっぱい食べたのか、なぜか気になる。

同じ家に暮らしていると、気になるものだからね。