8月最後の日曜日。

この言葉の響きには、何か特別なものがある。

8月最後の日曜日が終わると、あと数日で夏休みも終わる。

そして、もうすぐ2学期が始まる。

確実に始まる、それを否応なしに知らせる言葉が、8月最後の日曜日。

 

家にいれば会いたくない奴に会わなくて済む。

それだけでどれほどのストレスを感じなくて済むだろう。

アホの顔を見なくてもいい、アホと関わらなくていい、それがどれほど気が楽か。

天と地、地獄と極楽、顔を見るだけで気持ちは一気に奈落へと落ちていくのです。

 

もうすぐ、夏休みが終わる、そしてまた学校だ。

あのセンコウ、クラスのあいつ、また、その顔を見る日々が始まる。

8月の日曜日、ここからまた憂鬱に引き戻される。

重くのしかかる時間が刻々と過ぎていく、テレビのまるちゃんの声が、虚しく聞こえてくる。