私には苦手なタイプの人間がいます。

ひとつやふたつではありません、それは何種類にもあります。

そして、(苦手=嫌い)と解釈してもいいでしょう。

おそらく一生好きにはなれないと確信しています。

 

さて、今日取り上げる苦手(嫌い)なタイプは、「自分のことが好きな奴」です。

 

自分のことが好きな人間はたくさんいるでしょう。

自分のことが好き、それ自体はかまいません、ただ、私が苦手なのは、自分のことが好きということを実に解り易く表面に出すタイプです。

 

その振る舞い、言葉、しぐさ、周りからはっきり見えるところに自分のことが好きですよ~という意識をプンプン臭わす奴、非常に苦手です。

苦手というより、気持ち悪いです。

見ていると、ん~、なにやらゾワッとします。

 

こんな言葉を調べてみました。

『ナルシスト』

それは、自分をこよなく愛し陶酔している人。

 

自分をこよなく愛する、この表現だけでも私の感情に淀みが生まれます。

そういうタイプについて私の見解は、自分が一番可愛いくせに言葉ではやたら、周りの人のためとか皆のためとか応援してくれる人のためとか、いかにも自分は自分のためだけにやっているのではないと装う。

ヒーローになるのも好き、悲劇のヒロインになるのも好き、どんな時でも自分に注目して欲しい。

その表情から読み取れるのは、あっ!今、自分に酔っているなぁ~、悪酔いしている、いや、泥酔状態だ。

その酔っ払いからは魂胆が透け透けであまりにあからさまだから、私に現れる気持ち悪さは一気に増大していきます。

 

密かにとどめておけばいい感情や心情を解り易く顔や態度に出しているにもかかわらず、しかし口では私欲はないと言う。

自分のためだけにやっているのに、いかにも世のため人のためのような振る舞いをする。

自分が一番可愛いのは分かっているから、それをわざわざ見せなくてもいいのに、常に周りの目、自分がどう見られているかを意識している。

まるで二重人格のようだが、人格は確実に一つだけ、ナルシストというはっきりした人格だけ。

そこに見える大きな矛盾、人間は常に矛盾を抱えて生きている、しかし、その矛盾をなんとか自身の中で理解しようとする、でも、ナルシストはその矛盾に目を向けない、その特徴を私は分析しています。

 

勝手にやればいいことをわざわざ他人に知らせるのはやはり自分が好きだからでしょう。

自分のことに周囲を巻き込み、そして、その中心には常に自分がいる。

あたかも、注目してください、私を見てくださいと言わんばかりに大勢を巻き込む、そして、自分を中心にこの世が回っていることに快感を得る。

見られるほどに陶酔していく、自分が大好き、自分が一番好き、そして、陶酔しているさまをたくさんの人に見て欲しい。

その欲求を満たせばナルシストは更にナルシストとしての陶酔に溺れる。

 

自分のことが大好き、それは別にかまいませんが、自分のことは自分の中だけで密かに抱えていてほしいものです。

やたらと散らかせば、それは見た目に気持ちいいものではないでしょう。

整理整頓は必要です。

誰よりも見た目を気にしているナルシストなら、そこをはき違えないことをお勧めします。

完璧なナルシストになるためにも、もっと自分の見た目、他人からどう見られているかに神経をとがらせることを提案します。

とは言え、私がその人を好きになることはこの先絶対にないです、それは確定しています。