子供の頃から落語が好きです、特に古典落語。

ただし、私が聴くのはほとんどが亡くなっている噺家さんの演目ばかり。

 

同じ作品を数えきれないほど聴いてきました。

不思議なことに、同じ演目、同じ作品を何度聴いても飽きません。

なぜでしょう?

 

枕から下げまで飽きず聴いていられる。

話の展開、最後のオチまで全てわかっていても、最初から最後まで聴きたくなる。

なぜでしょうか?

 

また、あのドラマの再放送が始まりました。

私が知っているだけでも10回は観たドラマです。

そして、また観ています。

 

同じシーン、同じセリフ、勿論、結末も知っています。

それでもまた、観ています。

なぜでしょう?

 

同じ落語、同じドラマ、内容は全て知っている、それでも何度も聴いてしまう、観てしまう。

落語は噺家さんの技量、ドラマは役者さんの演技力、そこに答えがありそうです。

 

一度見て、聴いて、それっきりで終わるものがある。

2度目に見て、聞いて、なぜか笑えるもの、そして、それらには3度目はない。

何度観ても、何度聴いても飽きずに観続けられるもの、聴き続けられるもの。

その違いは、それを演じる人の技量、才能、努力、センス。

 

結局、いいものは永遠にその価値が変わらない。

流行や勢いだけで一瞬騒がれても、中身の無いものはすぐに廃れる。

噺家さんの才能、役者さんの才能、落語の中に、ドラマの中にそれがあるかないか。

一度で終わるのか、何度も続くのか、いいものとそうでないもの。

 

違いなんて単純、難しいのはそれを見極められるかどうか。

しっかり感性を磨きましょう。