下町ボブスレー初の国際大会出場結果 | 下町ボブスレーオフィシャルブログ

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下町ボブスレーは大田区の中小零細町工場が中心となり、世界の舞台で戦える国産マシンの開発をしようというモノづくりプロジェクトです。

大田区の町工場が中心となって冬季五輪に挑む下町ボブスレーは

米国レイクプラシッドで行なわれた国際大会のアメリカズカップ男子ボブスレー二人乗りに挑戦しました。

滑走スタート地点の写真でも緊張が伝わります。

下町ボブスレーに関わった多くの人達の想いを乗せ、パイロットの鈴木寛選手とブレーカーの黒岩俊喜選手が全力疾走です。

いけー!!下町ぃー!

下町ボブスレーアメリカズカップ第9戦

このアメリカズカップまでの道のりを振り返ると

2月から改修や改造が急ピッチで行なわれ(2月24日記事

ボブスレーを海外へ輸送する等すべてが初体験で(2月27日記事

初の国産ソリの海外初滑走に興奮しました。(3月1日記事


3月6日と7日行なわれたノースアメリカンカップ第8戦と第9戦では

両日とも7位。(出場国は1日目が11カ国20チーム・2日目が10カ国19チーム)

今大会両日とも1位は韓国

アジア勢ががんばっているのはとてもうれしいことです。

ソチの次には2018年冬季オリンピック開催地として韓国、平昌郡が決定しているから更に気合が入ってますね。汗


下町ボブスレーアメリカズカップ第9戦


日本チームは大会後に行なわれた国旗掲揚では悔しい想いをしました。
1位韓国、2位アメリカ、3位オランダ。うぅぅ、残念。

下町ボブスレーは初の国際大会に出たことで、ソリの性能はもちろん、選手育成・発掘とソフトとハードのすべてが息を合わせないといい結果は出せないと痛感し、世界の厚い壁を実感しました。

競技自体のシーズンは終了しましたが、下町ボブスレーは世界へ挑戦するための準備を着々と進めます。

そして海外のコースでトレーニングとテストや車体調整を繰り返したデータと経験を持ち帰り帰国し、これを活かしてソリの改良と開発に取り組みます。

Challenge from Japan