2018年1月7日、日曜日。
今年はまだお正月休みが続いている所も多い中
2017/2018全日本ボブスレー選手権が開催されました。
長野スパイラルは
残念ながら今シーズンで製氷作業が中止されてしまいます。
そのためこれが最後の全日本選手権になります。
毎年通った長野スパイラル。
思い出がたくさんありますので、さびしいです。
トップ地点の天候は穏やかな感じ。
1998年長野五輪の時に作られたこちらの施設。
この日のコンディションです。
さむいよー。ブルブル。
われらが下町ボブスレーも
5号機(緑)に三上選手・瀬間選手
3号機(黒)に安本選手・大月選手
2号機(赤)に竹脇選手・徳永選手
以上の組み合わせでご使用頂き参戦です!!
1走目。
黒の3号機安本・大月選手ペアが7位
赤2号機竹脇・徳永選手ペアが5位
竹脇選手はレジェンドの一人。
こちらゴール過ぎての映像になりますが
竹脇ペアのソリ。
ゴール直前で転倒した模様ですが
落下物が無ければ失格にはならず
ゴールの通過タイムが有効になります。
緑黄色5号機。
三上・瀬間選手ペアが2位と言う結果になりました。
この時点で1位の清川・小林チームとは0.1秒の差
逆転を狙えると期待。どきどき。
ボブスレーは1本目と2本目の合計タイムで争われます。
2本目は「1998 NAGANO」と書かれた
13コーナーで観戦することに。
それぞれのソリが長野スパイラルを駆け抜ける。
そしてゴール。
最後の最後で大逆転。
0.02秒差で三上・瀬間チームが1位となりました。
みんなで驚きと共に感動。うるうる。。
表彰台の真ん中
三上選手・瀬間選手優勝おめでとうございます。
そしてソリを使って頂きありがとうございます!
下町ボブスレーの前でチームスタッフと記念撮影。
パシャ。
そして下町ボブスレープロジェクト首脳陣とも記念撮影。
それにしても このリザルトみてください。
最後の最後の最後で逆転。
ボブスレーは
100分の1秒単位で勝敗を分ける競技だということを
あらためて実感した次第です。
メディアリリースより。
パイロット・三上大輝(27)、ブレーカー・瀬間貴浩(44)のチームは、1本目の滑走は54秒76で2位でしたが、2本目は後半に伸びて55秒00の1位、2本合計で1分49秒76となり、2位と0.02秒差の逆転優勝となりました。
瞬間最高速度も出場8台中最速の時速128.1kmでした。瀬間選手は「この優勝が長野スパイラルの最後になるのは寂しい。続くように頑張りたい」とコメントしました。
下町ボブスレープロジェクトのゼネラルマネージャー・細貝淳一は「ピョンチャン五輪に向け励みになる。下町ボブスレーはいつか日本代表にも使ってもらいたいと考えており、 長野スパイラルの休止で日本人選手が不利になるのが心配だ」とコメントしました。
最後の全日本選手権には選手・観客が例年より多く集まり、男子2人乗りには8チームが参加しました。
下町ボブスレー2号機で参加した元日本代表パイロットの竹脇直巳氏(53)は、 「下町ボブスレーはスピードが出るよいソリだ」とコメントしました。 下町ボブスレー3号機で参加したパイロットの安本裕樹氏(42)も「下町ボブスレーは振動が少ない。操縦性をアレンジして出場した」とコメントしました。