こんにちは🎵
お心と向きあいよりそう岡崎市納棺師、したくや縁です![]()
「残していけないのは後悔
残してさしあげるのは思い出」
ご家族さまにご安心、ご納得いただけるように
全力で取り組んでいます。
【おしたく日記】
本日もエピソードを綴ります![]()
100才を超えたおばあちゃんのおしたくでした。
娘さん姉妹おふたりと、妹さんのお嫁さんの三人さまのお立会い
娘さんといっても世間ではおばあちゃんと言われるお年頃![]()
「何かお手伝いすることがあったら言ってね」
「ではお召し替えを一緒にお願いします。
直接手をかけて差し上げられる最後のお世話になりますので」
お着物三枚の中から選びきれず迷ってるご様子
私にも声がかかりました。
ご相談に乗り、最後の一枚を決めて![]()
娘さんのうちお姉さんは足が悪く椅子に腰かけ
作業を妹さん、お嫁さんと進めて行き
「こんな風に着せ替えるなんて知らんかった」
お姉さんです。
「お父さんの時はこんなことなかったのに」
「お父さん、いつ頃だったんですか?」
七年前にご主人を亡くされ
その時のことをお話されていて
その地域は私がお世話になって五年目で
それより前はおしたくというサービスがなかったことをお伝え
「そうだったんだね
お父さんにもしてあげたかったわ~」と
おはしょりを作りお着物でバシッとキメたおばあちゃん![]()
そのお姿を見て喜びもあるけれど
やはりご主人さまの時のことが思い出されるようで
「お父さんにも立派にしてあげたかった」と
何度も何度も口にされ
旅支度の脚絆や手甲をつける時も
「こんなことしてあげてない
お父さん、ちゃんと成仏できてるかや~」と
残りのおふたりもかける言葉に困っているご様子
「大丈夫ですよ
ちゃんとおみおくりしてあげてるんでしょ
」
「うん、しっかり見送ってあげた
」
ご納得いただいても、すぐにまた比べだし
お顔のお手入れ、含み綿での表情作り
洗髪、お化粧と進むたびに
「おばあちゃん、よかったね~」と共に
後悔の言葉が続々と
その度に「大丈夫
」
出来上がったお姿をご覧いただいた時も
とても喜んでにこにこ
されていましたが
ここでもまた比べては後悔の言葉
「大丈夫
」
後悔っていつまでたっても消えないんだな![]()
やり直すこともできないし![]()
何かあるたびに故人さまを思い出していただけるように
「思い出作り」のおしたくを目指してるけど
後悔の思い出しは絶対良くない![]()
私は聞くたびにそう考えていて
極めつけ
ご納棺まで進み、お手を握っていただき
手にお数珠をかけ合掌したところで
「お数珠もかけてあげてないし合掌もしてないし
お父さん、地獄に行ってないかや~
」
妹さんと、お嫁さん絶句![]()
地獄と聞いてはさすがにね![]()
「お父さんてどんな方だったの?」
「いい人だったよ![]()
仕事もがんばってくれて、子どももかわいがってくれて![]()
近所の人にも親切でね~
」
「すごいステキな方だったんだね![]()
大好きだった?」
「うん、大好きだった![]()
」
「あのね
そんなにステキで大好きだった方が
地獄に行くと思う?
今でもきっと心はお側にみえると思うよ![]()
『あれしてあげてない、これしてあげてない、なんて
気にしなくていいぞ』って言ってるよ
これからは大好きでステキなお父さん、だけ思い出してあげよ![]()
地獄なんて言葉出してたら
自分のお迎えの時、違う人が来ちゃうよ
お父さんのお迎えがいいでしょ?」
「うん、お父さんじゃなきゃイヤ」
そこからは声のトーンも変わり
お棺の中のおばあちゃんを見て
「きれいにしてもらって良かったね
寝てるまんまの姿がいいね」
おばあちゃんに向き合っていただけました![]()
後悔って本当にやっかい![]()
忘れていても何かあるとよみがえり
重たい気持ちにさせる
そんな思いをする人をひとりでもなくしたい![]()
私の使命はここにある![]()
お心と向きあいよりそう納棺師 したくや縁
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