こんにちは🎵

 

お心と向きあいよりそう岡崎市納棺師、したくや縁ですニコニコ

 

「残していけないのは後悔

残してさしあげるのは思い出」

 

ご家族さまにご安心ご納得いただけるように

全力で取り組んでいます。

 

【おしたく日記】

本日もエピソードを綴りますキラキラ

 

「体液が漏れている」と

特急のおしたくに呼ばれました。

 

お伺いすると中学生のお嬢さんが出迎えてくださり

お部屋に入るともうおひとりお嬢さん

お布団の横で泣いてみえましたタラー

鼻をすすりさめざめタラータラータラー

 

おばあちゃんのおしたくだったので

おふたりはお孫さんでした

 

ご両親(喪主さまと奥さま)は打ち合わせ中

 

おばあちゃんにごあいさつをし

お顔のハンカチを取ったら

 

あら?

(口や鼻から)何も出ていないアセアセ

 

打ち合わせからこちらに来てくださった喪主さまご夫妻

「何かね、肩のあたりから血がにじんでてね」

 

なるほど!

 

お身体を確認するために掛け布団を外すと

左肩のお寝巻と敷シーツが赤くなっていて

 

それを見た中学生さん

もうひとりのお孫さんを促すように

一度席を外されました。

 

「娘さんですよね?

かなり泣いてみえましたが…」

 

おばあちゃんを見つめながら

「あの子が姉なんですけど

軽い障がいがありましてね

そのことをずっと気にしてくれてて…

あの子もおばあちゃんっ子だったから…」

 

お身体の上のドライアイスを下し

お身体の様子を観察すると

 

かなりお身体に水分を持ってみえて

弱っていた皮膚が破れていました。

 

お寝巻を脱がせながら喪主さまにお手伝いいただき

お身体にシートを巻いて汚れたシーツも取り除き

白装束にお着替えを

 

その頃お孫さんおふたりお戻りになり

でもお姉ちゃんは側には寄ろうとせず

 

「お亡くなりになられたのはいつですか?」

答えはちょうどちょうど半日前でした。

 

私はお着替えの作業中に気づいていて

そのことをお伝えしました。

 

「今まだお背中に体温が残っています。

これは今だけでおしたくが終わるころには

もうなくなっているかもしれません。

ぜひ温もりに触れてあげてください」

 

「こっちにおいで」

と喪主さまがお声がけしても

お姉ちゃんは固まっていました

でも

みなさんがかわるがわるお背中に触れ

 

「わ!ホントだ!

あったかい!

 

「ホントだ!

「ホントだ!

 

それにつられてお姉ちゃん

同じように自分の手をお背中に当て

にっこりとほほえんで

「ホントだ!あったかい!

 

そこからはずっとお側に寄りそって

もう涙はなく時々ほほえみも出て

 

おませな妹ちゃんが私の化粧品に興味津々

「私も同じの持ってます」

「どこのメーカーのですか?」

 

そのうちお姉ちゃんからも質問が出たり

 

和やかな雰囲気で作業は進み

含み綿でお口元を少し笑ったように整え

 

「いつものおばあちゃんに戻った」

今度は満面の笑み

 

お口紅の色を作り口紅

「せっかくだから一筆ずついれてあげて唇

 

一番は妹ちゃんに譲り

お姉ちゃんはその次唇

 

ゆっくり、ていねいに、はみ出さないように

「うん、かわいいよラブラブって

 

「誉め言葉は大きい声で言うんだよ」

 

さっきよりもうんと大きい声

「おばあちゃん、かわいくなったよラブラブ

もう血だらけじゃないよ

よかったねニコニコって

 

「血だらけ怖かったね?」

お姉ちゃん、こくんと頷き

 

大好きなおばあちゃんが

怖いままでなくてよかったキラキラ

 

「最後にもう一度お背中触ってみようか?

まだあったかいの残ってるかな?」

 

誰よりも早く手を出したのは

もうおわかりですか?

そう、お姉ちゃんでしたキラキラ

 

「さっきよりも冷たくなってるけど

でもまだあったかいよ!

お父さんも触ってみてよ」

 

「お!ホントだな!

まだ少しあったかいな」

 

喪主さまは私に目配せをして

目でほほえんでくださいましたキラキラ

 

大好きな気持ちは大好きなままでキラキラ

 

少しはお役に立てたかな?

お心と向きあいよりそう納棺師 したくや縁

 

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