イギリス全土に30年ぶりの大雪をもたらした大寒波は現在日本に向かっているとのこと。日本のみなさん、どうか雪道で転んだりしないよう、お気をつけください。




寒波が去ったとはいうものの、今朝もまた雪が降って、せっかく雪かきした家の前がまた元通りに。ゴミの回収車も来れないというので先週からゴミがたまるし、道は凍ってるし、ブツブツ。。




と、雪の文句ばっかり言っていたら、ある人が「これを見たら、この程度の雪で文句いうのが恥ずかしくなるよ」と言って写真を送ってくれた↓


湘南釣れ釣れ草




湘南釣れ釣れ草




湘南釣れ釣れ草


う~ん、確かに。。


ピーク時には23時まで明るかった夏時間に終わりを告げて、かわりに8時になっても夜が明けず、16時には真っ暗になる憂鬱な冬時間がやってくる。なんだかお天道様から夏のツケを払わされているみたいだ。。


今日は時計の針を一時間戻したおかげで一時間得をしたような気分になった。夕暮れ前、先日ジョギングをしていて偶然見つけた近くの森まで紅葉を見に行ったが、残念ながらほとんど散ってしまったあとだった。


湘南釣れ釣れ草

日本では会社を辞める人は送別会を開いてもらうのが一般的だが、こちらは同僚や上司を自らパブに招待して振舞う"Leaving Drink"という習慣が一般的だ。


今日、Sさんという女性社員のLeaving drinkに行ってきた。Sさんはある役員の専属秘書を2年やっていたが、新しいキャリアに挑戦するために、とある世界的に有名な団体に転職して、来月からスイスで働くという。


僕はこれまであまりSさんとは仕事の接点が無かった。印象に残っているのは、去年の冬の寒い日、エレベーターで乗り合わせた際に"Are you enjoying the cold weather?"と、とっさに気の利いた挨拶をされたことと、300人以上が出席したある会議の打ち上げの場で、一人ずつ名前で話しかけ、笑顔を絶やさずにねぎらいの言葉をかけていたことくらいだ。「美人で頭の回転が速く、気配りが良くできる人」。僕に限らず、誰もが同じイメージを彼女に持っていたに違いない。常にポジティブで、いつも自信がみなぎっている様子が眩しすぎたこともあって、正直自分とは思考の速さも回路も異なるタイプの人だなと思ってしまったこともあった。


そのSさんと、今日は思いがけず意気投合して、2時間以上ゆっくり二人でいろんな話をすることができた。話してみると、実はとても真面目な性格で、今回の転職も彼女なりに大きな不安を抱えながら一歩踏み出したようだということが分かった。32歳と同い年で、結婚についても真剣に考えなければならない年頃だけど、「自分を信じて、やりたいことに挑戦したい」と目を輝かせながら言っていた。「同じジェネレーション」なのをいいことに、僕自身が最近考えていることや、外国で働くことに対する思いを言うと彼女も熱心に耳を傾けてくれて、最後は「お互いがんばろう」と固い握手をして別れた。


もうちょっとだけ早く、こういう話ができる関係になっていたら面白かったのにと悔やまれたけど、スーパーウーマンに見えた彼女にも同年代の持つ悩みや葛藤があって、「なりたい自分」を探しながら生きているというのが最後に分かっただけでもよかった。おそらくもう二度と会うことは無いと思うけど、これからも陰ながら応援していくことにしよう。

お隣さんから、「フィレンツェの駅前に有名な薬局があるので、そこでポプリを買ってきてほしい」と頼まれたので、2日目の朝に寄ってみることに。


僕のイメージでは、ポプリといえば、「トイレの芳香剤」。マツキヨで○ステーの消臭力を買う感覚だった。

その「薬局」に辿りつくまでは。


あらかじめホテルで教えてもらった通りの道順に従って歩いて行き、それらしい番地の前まで来ると何やら賑わっている。


中に入ると・・・


え?ここ、ほんとに薬局ですか??


(1600年代から営業している「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」)

湘南釣れ釣れ草


おかげでずいぶんポプリに対する印象が変わりました。


さて、今日もドゥオモ(サンタマリア大聖堂)へ。

実は10年前、学生時代に一度訪れているんだけど、そのときと全く様子が変わっていない(当り前か)。中世の頃からずーっとこんな風にそびえ立っていたんだろう。今まで何万人もの人がこのドームを見上げて、何事かを思いながら通り過ぎていき、その中に10年前の自分もいたのか。そのうちに娘も観光で来るんだろうなー、もしかすると孫もその先の子孫も。などと考えながら周りを歩いてみる。


(一部、大理石の壁を掃除中。掃除していない場所との差が目立っていた)
湘南釣れ釣れ草

(中にも入ってみる。天井には「最後の審判」。上を向いて描いたんだろうか?)
湘南釣れ釣れ草

午後はウフィッツィ美術館を見学。世界的に有名な美術館なのに、切符売り場が極端に小さくて長蛇の列。ここは絵画もよかったけど、館内自体がとてもゆったりとしていて印象的だった。


(美術館からみたヴェッキオ橋)
湘南釣れ釣れ草



最近、子供が寝たあとのひとときをマンガで過ごすのを至福の楽しみにしている奥様が、『チェーザレ』という作品を読了後、突然「フィレンツェに行きたい」と言いだした。



「え?いくらかかるの?」「うーん、良く分からないけど○○さん(←同じママ友達)は格安航空券だと2人で150ユーロだったって」「え?そりゃ安い。そんじゃ、行こうか」という話になり、赴任後初の英国以外のヨーロッパ旅行に行ってきた。



チェーザレ 1―破壊の創造者 (KCデラックス)/惣領 冬実


¥780

Amazon.co.jp


今回利用したeasy Jetは、安さもさることがらその手軽さに驚いた。自宅からルートン空港まで40分、2時間のフライトを経てピサに到着し、電車に1時間揺られたらフィレンツェに着いてしまった。格安航空券って、安すぎて逆に大丈夫?という心配をしていたけど、完全な誤解だったみたい。搭乗までのサービスもテキパキしていたし、機体も新しくキレイで、何より幼児連れを優先搭乗させてくれたのが有難かった。




さて、ピサに到着。


まずはここに行って、



(「斜塔」のはずが、カメラを無意識に傾けて撮ってしまい、まっすぐな塔になってしまった)
湘南釣れ釣れ草




続いて近くのレストランでお昼ごはん。


斜塔のすぐ横にあったお店に何気なく入っただけなのに、とんでもなく旨く感じる。これも「高くてあんまり美味しくないイギリスのイタリア料理*に慣れてしまったせいなのか??



(注*美味しい店はあるんだろうけど、子供連れだとなかなか敷居が高そうで、つい○TRADAとか○IZIとか、○IZZA EXPRESSとかに入ってしまっている)



フィレンツェに移動後、夕暮れ時のアルノ川沿いを散歩。日差しが穏やかで、家並みが見事な金色に輝いている。これまで海辺の街に魅力を感じていたけど、川のある街っていうのもいいなーと改めて思った。そういえば街中を流れる個性的な川っていうのは結構数少ない気がする。日本の大都市だと京都の鴨川くらいか?



(アルノ川の雰囲気も、なんとなく鴨川に似ているような気が・・・)
湘南釣れ釣れ草


(ドゥオモに着いて、一日目はおしまい)


湘南釣れ釣れ草