阿川佐和子の会えばドキドキ | 空想俳人日記

阿川佐和子の会えばドキドキ

 阿川佐和子の会えばなるほどーこの人に会いたい〈6〉を読んだばかりだ。そして、これ、この人に会いたい〈7〉なのだ。この人に会いたい〈6〉を読んで、内容もさることながら、対談相手とのツ―ショットがイケてるのだ。特に、小松政夫とのツーショットには、いやあ、阿川佐和子、芸人だわあ、そう思った。

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 その楽しさを引きずりながら、同時に手に入れた「阿川佐和子の会えばドキドキ」、週刊文春の連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選第7弾が、文庫オリジナルで登場。今回もアガワのツッコミが冴えまくり!だけな。

旬のゲストと一緒に笑い、涙して800回。「週刊文春」の看板連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選第7集が、文庫オリジナルで登場です。堀北真希さんの「一番イヤなこと」とは?アガワが思わず爆笑した、角田光代さんの恋愛エピソードとは?惜しくも亡くなった忌野清志郎、筑紫哲也両氏との往日の貴重な対談も特別収録。

 興味をそそられた相手は、角田光代、岡林信康、児玉清、戸田奈津子、布施明。そして、惜しくも亡くなった忌野清志郎、筑紫哲也両氏との往日の貴重な対談が特別収録されてるよ。

堀北真希―仕事するようになって、お父さんの気持ちがよくわかるようになりました
 早いな、デビュー。スカウトされたんだ。演技指導も無くていきなり、主役級かよ。そういえば劇場に観に行った『ALWAYS 三丁目の夕日』、いい役、いい演技してたねエ。この映画以外は、あんまし覚えてないけど、たくさん活躍してた。
 監督が言うとおりにきちんと演技して、男優からは本番だけでなくリハの時からオッパイ揉まれたり、長いキスシーンで腰が痛くなりそうだったり、とっても真面目な女優さんだったんだね。
 この対談後だけど、俳優の山本耕史と結婚し、2017年に引退したんだね。

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角田光代―「作家になる」って作文に書いて、国語の教科書でトリップしてました
 彼女の小説は、前回の「この人に会いたい〈6〉」で登場した川上弘美よりも少ないけど、結構何冊か読んだよう。中でも、『空中庭園』は大好きな作品で、これが映画されて観に行ってるよ。ブログ記事「空想庭園」にも書いてるよ。メチャいい映画だった。
 それにしても、この人、こんなに数学が苦手なんだ。未だ九九が全部言えない。共感。ボクも、クラスで九九が言えないワースト3人のひとりだったし。さらに、分数のお計算が、すごい。分母をそろえずに、分母を足してるよ。でも早稲田に入ってる。すご=い。小説もすご~い。

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岡林信康―26年かけて、日本のロックのスタイルが創れた
 うわあ、フォークの神さま岡林が、牧師の息子だったんて、知らんかったよ、しかも、ギターコードAm/Dm/Eだけで作詞作曲してるよ。
 異文化(プロテスタント)の中で育って、なんと、あのクリムゾンのロバート・フリップから「日本人は何で西洋のモノマネをするんだ」と言われ、日本の原点に戻っていく。それが牧師さんの息子にとっては盆踊りというのは禁断のリンゴだけど、そこから日本のロック「エンヤトット」へ。へえええ、ばかりだよ。

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薬丸裕英―僕と岡江久美子さんは、すごくいい距離を保っている
 シブがき隊のリーダーだったけど、シブがき隊って、歌えない踊れないジャニーズチームって自覚があったんだね。
 そのうち、少年隊やジャニーズじゃないけどチェッカーズなどがデビューし、人気が落ちることを予測していた彼。彼自身はジャニーズを辞める気はなかったけど、解散とともに、残り二人が辞めることにしたので、彼も辞めることに。
 ちょうど、石川秀美ちゃんだっけ、結婚したり、子供出来たり。で、仕事はどんどん減っていく。家庭的な仕事依頼もあったけど最初は蹴っていたそうだが、もう選り好みしてる場合じゃない。
 そんなときに、降ってわいた話、あの長寿番組になった「はなまるマーケット」だねえ。一回り位年上の岡江久美子さんとのコンビ。岡江さん曰く、二人が恋愛関係にならなかったことが長く続けられた原因、とのこと。なるほどねえ。どちらも伴侶がいるから不倫になっちゃうしねえ。
 ここの対談は、コロナ前だから書かれていないけど、コロナの時に、岡江さん亡くなっちゃったんだねえ。ステキな方だったのに。お悔やみ申し上げます。

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立川談春―「うまさ」をつきつめたい。でも本当は師匠に褒められたいだけなんです
 ほらあ、立川談志の弟子って、大変だろうなア、なんせ立川談志って、言いたい放題の人じゃん、というイメージがあって嫌いな人は嫌いだろうけど、ボクは好きだなア。
 談春の落語は聞いたことがないけど、ここでのお話によれば、凄い人気の人なんだねえ。一度聞いてみたいな。
 ここには書かれていないけど、「今、最もチケットが取れない落語家」って、談春自身が付けたキャッチフレーズだとか。いやあ、やるなあ。
 講談社エッセイ賞を貰った『赤めだか』も読んでみたいねえ。

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児玉清―「アタック25」という番組は、人生そのものなんです
 実は、俳優さんの時期をあまりよく知らない。でも、お話を伺えば、俳優やりたかったわけじゃないらしいじゃん。自分の思いとは別に、演劇仲間から誘われ、舞台芸術がやれるかな思ったら、舞台に上がれって言われ、演劇役者、そして、あれよあれよってな感じで、人の勧め嫌々受けた入社試験で、映画会社に入って俳優になっちゃうんだねえ。
 黒澤明監督からお目玉食らう話も面白い。
 でも、やっぱ、この人、「アタック・チャンス!」だねえ。これ、何年続いたんだろう。彼曰く、この仕事は「ジンセイそのもの」だげな。しかも、一度も第万zくしたことがない、絶えず、後悔と反省の繰り返しだったそうな。へえええ。

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戸田奈津子―コッポラ監督が「字幕は彼女に」と言ってくださった
 映画の字幕で、ずっと昔からお世話になってるよ。
 彼女のエッセイというか、映画ライターの方がインタビュー形式でまとめた『Keep on Dreaming』読んでるから、ここに書かれてることは、たえず「そうそう、そうだったねえ」って。
 コッポラの『地獄の黙示録』も、監督直々の依頼だったよね。本筋じゃない通訳をいっぱいやったおかげでもあるね。その通訳も、海外の俳優からの指名もあって、たくさんの映画俳優さんとも仲良しなんだよね。トム・クルーズからお歳暮貰ったのには、笑えた。

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布施明―20代の終わりまで、何か他の道を見つけなきゃと思ってた
 いやあ、おもしろいかけあい。
 高校在学中に日本テレビ系のオーディション番組『味の素ホイホイ・ミュージック・スクール』、「誰でも出れるぞ」と友だちに誘われて。そしたら、ともだちは皆落ちたけど、彼だけ合格したそうな。そんで、渡辺プロダクションにスカウトされた。
 ここでは、あの『ロミオとジュリエット』のオリビア・ハッセーとの結婚に至る話も聞ける。さらには、別れた理由も。お互い愛し合ってたけど相手のことを考えると、彼は日本、オリビアはアメリカで暮らしていた方がいいと相手のことをおお互い思って別れたそうな。ほんとうけ?
 実は、布施明と言えば、ボクがテレビで良く拝見したのは、アマチュアの音楽愛好家から募った自作作品をプロの歌手が歌ってくれるというNHK番組『あなたのメロディー』なんだ。上手だな、思った。ちなみに、ボクも応募したことあるけど、通らなんだ。あはは。そんな頃じゃなかったかな、彼の歌で今でも一番好きなのは、『恋』と『霧の摩周湖』なんだなあ。

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ジェロ―初来日時は2週間、毎日カラオケボックで演歌三昧
 史上初の黒人演歌歌手、覚えてるよ。『海雪』のデビュー曲が爆発的ヒットして、レコード大賞新人賞、それに紅白出場でしょ。
 ただ、その後、自分もテレビ見なくなったり、マスコミから雪崩れてくる情報をシャットアウトし始めたので、彼のその後をあまり知らない。
 ちょっと調べてみたら、芸能活動を無期限休止し、外資系のIT企業に就職してコンピュータ関連の仕事に就いたんだね。
 その『海雪』、作詞が秋元康で、作曲が宇崎竜童とは知らなんだ。

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内館牧子―朝青龍が力士以外のアスリートだったら、私は大好きだと思う
 2000年より10年間大相撲の横綱審議委員会委員を務めたんだね、女性初だって。彼女が相撲やプロレスなど、大きな男の人が好きになった時ってのは、まだ小学校に入る前だったんだ。とても内気で、人前に出られなくて、一人でお相撲さん紙で作って相撲取りしてたみたいで。それが功を奏して、星取表で算数を覚えたり、文字も覚えたり。だから、小学校へ上がったら、誰よりも勉強ができる。みんなが1日かけて覚えることを1時間で。
 そんなこともあって、学級委員になるなど、性格も360度、あ、もとい、180度変わって、皆の前へ進んで出て発表するような風になっちゃったって。
 ここでは、大相撲を休場して本国へ帰ってサッカーやったりした朝青龍問題や、あと、部屋のしごきの問題など、いろいろここで教えてくれてる。相撲って、他のスポーツと違って、いわゆる師弟関係一番なんだね。だから、協会もなかなか口出しできずに、部屋での親方と弟子の問題、で終わっちゃうみたいだね。
 それを、彼女は、ズバッと言っちゃう。朝青龍の常識外れの行動・言動についてその都度猛批判しており、「朝青龍の天敵」とも言われたんだねえ。

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石原良純ー気象予報士の資格を取ったのは、風が見えるようになりたかったから
 石原慎太郎の息子は4人。二人が政治家(自民党だっけ)、末っ子が画家だったっけ、そして、次男の彼は、異色だねえ、と思うけど、案外、一番父親に近いかもしれない。いや、叔父にも近い。
 そう、この対談の中で、阿川さんも親の七光りというくだりで、彼は十四光だと。そう、父の石原慎太郎の光だけじゃなく、その弟、つまり、彼の叔父さんにあたる石原裕次郎の光をプラス。いや、おもしろい。
 実際、彼は、演劇や俳優業もこなしている。気象予報士は、その後だ。そして、バラエティも。政治家になった彼の兄と弟も、おそらくは、石原慎太郎氏の政治家としての背中を見て、今がある。末っ子の画家さんはよく知らないが、次男の彼は、兄貴を見ながら、おそらく、俳優の石原裕次郎も見、父の出世作『太陽の季節』も見(主演は南田洋子と長門裕之だが、慎太郎も、石原裕次郎も出演している)たのであろう。
 ここには、書かれていないが、そういうことから、気象予報士ということがksれの特色になっているようだけど、一番、彼が石原一族の王道を行っているのではないかと思う。

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福岡伸一ー科学は、具体的なレベルでは人類の役には立ちません
 生物学者で、専攻は分子生物学。ううむ、苦手だ。2007年の「生物と無生物のあいだ」は65万部を超えるベストセラーとなった著者さんでもある。教科書的ではない、凄い分かりやすい本らしいが、ボクはあいにく読んでいないので、これを騙ることはできない。
 ただ、「アンチ・アンチ・エイジング」は面白い。なにかと「アンチ・エイジング」が話題になるが、そうでなく、無理せず、自然に歳を食うべきだと。コラーゲンを口から摂取しても意味はない、と。人間は、おのずから絶えずたんぱぅ室を生成し、日々新たな細胞を作り続けている、それが老いれば衰えるのは普通で、コラーゲンにせよ、サプリメントにせよ、普通に食事をしているのであれば、それは過剰摂取、というよりも排出されてしまう無駄な摂取、だそうな。あはは、世の中の健康志向の方々に聞かせてあげたいよ。
 とにかく、生命とは何かを分かりやすく説いてくれてる方みたいだ。今度、一冊読んでみたいな。

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井上紀子ー父が一人でできるのは、書くことと調べることだけでした
 またまた七光り、と言っては失礼かな。彼女は、作家の城山三郎氏のお嬢様だ。
 この対談は、ちょっと泣けるよ。そんな父親のこと。そして、父や家族を支えたお母さまのこと。ほんと、いい話なんだ。
 城山氏、てっきり自立した人だと思いきや、奥様が先に亡くなって……。そうしたら、相当がっくりされたそうで。物書きと資料調べ以外何もできない人だったと。そして、その奥様への愛情が、彼女にもひしひしと伝わり、御父上が亡くなる時に、「迎えに来てくれたよ」の一言で奥様の元に旅立たれたと。

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中嶋常幸ースランプを乗り越えたニュー中嶋で、石川遼君やタイガーと勝負したい
 ボクはゴルフをやらないので、あんまし興味はないけど、彼や、石川遼やタイガー・ウッズのことくらいは知っている。
 でも、彼の若い女子ゴルファーへの視線の興味には同感したなあ。やっぱ、男だよねえ、助べえオヤジだよねえ。
 スランプから立ち直って、若い石川遼やタイガー・ウッズとも闘いたいという気持ちもいいねえ。

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中村メイコーひばりさんの恋のお手伝い・吉行さんとの秘密のデート
 彼女のお姿は、子どもの頃、よくテレビでお見かけしたよ。確か、「TBS歌のグランプリ」とか「連想ゲーム」とか「お笑いオンステージ」とか、そう、バラエティのイメージが強いんだけど、元々は女優さん。しかも、驚きなのは、2歳から芸能界入りしてること。
 ここにも書かれているけど、美空ひばりさんとはメチャ仲が良かったんだよね。それと、作家の吉行淳之介氏に十代の時に惚れた話。吉行淳之介って、もてるんだなア。
 お子様のカンナさん、はづきさんのことも。ステキなお嬢様に育っている世ね。ここにも書かれているけど、子育てのころは、仕事をセーブして、育児優先にしたとか。そうだよね、よく、育児と仕事を両立してって、早々できるもんじゃないよね。やっぱ、子育てって、他人任せじゃなくて、親が最優先に考えるべきこと。仕事で儲けたお金を他に人に払ってこそだ気を任せるなんてもんじゃないと思うよ。
 2023年の大みそかにお亡くなりになってる。ご冥福を祈ります。
 
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鈴木敏文ーコンビニは社会のインフラ。駆け込み寺の要素もあるんです
1973年、日本初のコンビニエンスストア「セブン-イレブン」を立ち上げたねえ。当時の親会社イトーヨーカ堂は大規模小売店「イトーヨーカドー」の出店スピードを上げている時期で、アメリカに倣ったコンビニエンスストア業態の導入は時期尚早との意見が強かった。しかし、中小小売店の経営を近代化すれば、大型店との共存共栄は可能であると考えたんだね。
 ここにも書かれているけど、皆が賛成することって誰でも思いつくこと、そういうものは競争激化する市時代遅れになる、反対するのはまだ気づいてない、チャレンジする価値があるということ。拍手だねえ。
 お手洗いだけ借りて出ていくお客様にたいし彼は言う、それだけでもお客様を一人獲得曽田と同じ、と。さらには、高齢の方をコンビニチェックや子どもの逃げ込む場所とか駆け込み寺的な要素があるという。セーフティステーション活動だ、これは素晴らしい。

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中曽根康弘ーナンバーワンは縁を大事にする。自分からは縁を切らない
 正直言って、この人、ボクは好きじゃない。なんせ、首相になって、国鉄、電電公社、専売公社を民営化したじゃない。民営化すればいいってもんじゃないよ。公共事業として位置づけないものだから、今から見れば、完全に失敗じゃないかな。
 彼は、小泉首相を時代の流れをよく知っていると評価する。「自民党を破壊する」と言って、自民を勝利に導いた。だが、やったことは郵政と道路。政治の本流から見れば端っこだって。いっしょじゃん、郵政民営化も、国鉄や電電公社民営化も。いや、むしろ、今から見れば国鉄も電電公社も公共性が高い、民営化すべきではなかったんじゃないかな。

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忌野清志郎ー「ヘンな歌ばっかり!」と息子には嫌がられます
 そうなんだ、RCサクセションって、高校時代に結成してるんだ。しかも、同じ高校に三浦友和もいて、仲が良かったんだあ。
 そして、ボクが最初に聞いて大好きになった曲『ぼくの好きな先生』はモデルがいたんだ。その日の高校の美術部の先生なんだ。
 RCサクセションには、後に、加奈崎芳太郎とのデュオユニット古井戸のひとり仲井戸麗市が加入するんだけど、この古井戸というフォークグループ、『さなえちゃん』と云う曲がヒットしたんだけど、ボクはそれよりも、ほかの局、メジャーセブンスやシックスを使った曲があってね、フォークグループにしては珍しいメロウなコード進行をやらかすグループだったのねえ。好きだったねエ。
 あとね、坂本龍一とのコラボ『いけないルージュマジック』、『デイ・ドリーム・ビリーバー』も好きだったなあ。早すぎた他界だよ。

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筑紫哲也ー「TBSは死んだ」と言ったお蔭で、逃げられなくなってしまった
 あああ、思い出したよ。そうじゃん、阿川さん、彼と「NEWS23」第二部でキャスターやってたじゃん。
 ニュース番組と言うと、この「NEWS23」と、久米宏の「ニュースステーション」。10時台に「ニュースステーション」を見た後、11時台の「NEWS23」をチャンネルかえて続けてみてた記憶がある。
 特に、「筑紫哲也の多事争論」のコーナーが好きだった。このコーナーは、彼以外、誰も手助けする者がいない、彼自身のコーナーだった。
 彼が他界する頃、ボクは、東京単身赴任という環境もあって、テレビを全く見なくなった。観なくても生きていることを知った、とともに、彼のようなメディアでメディアそのものを包み隠さず暴く者がいなくなったこともあると思う。今では、マスコミの誰もが「コンプライアンス」という言葉に震え、怖気づいている。そんなものを見てどうするんだ、そう思いもした。
 そして、ここには、書かれていないが、彼は、戦争を知るジャーナリストの一人として、ほぼ半世紀の間、メディアの世界に身を置き、戦後日本の姿を追い続けた人だ。病を背負ってからも、その意欲は最期まで尽きなかった。
 そんな「多事争論」は、身をもって毎日戦っていた彼のメッセージの場だったと思う。

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 以上だよ。


阿川佐和子の会えばドキドキ posted by (C)shisyun


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