正八ちゃんの端午の節句2024AMI南吉童謡ありがとうございました | 空想俳人日記

正八ちゃんの端午の節句2024AMI南吉童謡ありがとうございました

 先週末の日曜日(5月5日)の子どもの日、AMIは、半田市の新美南吉記念館で開催の「正八ちゃんの端午の節句」イベントで、南吉さんの詩に曲をつけて歌う「南吉童謡」を奏でました。
 この日も、AMIの演奏は、10時と13時の2ステージ。
 1ステは、10時からとちょっと早いので、あまりお客様は期待していなかったんですが、なんと、20分前くらいから集まってくださった方も。みっちゃんが、いろいろお話対応してくれましたよ。



 ということで、10時に1ステのスタートです。



 以下を演奏しました。

(^^♪ 深呼吸
(^^♪ 光
(^^♪ 輪まわし



(^^♪ 五月なかばの
(^^♪ 五月の太陽
(^^♪ 神
(^^♪ ローカ



(^^♪ ひかる
(^^♪ 百姓家
(^^♪ 明日

 ありがとうございました。演奏途中から、お客様がどんどん増えて、おかげさまで盛況御礼となりました。
 午後からの演奏の前に、お昼飯は、近くのフィールでお弁当。みっちゃんが買い出し、私はお留守番です。
 どんな弁当かな。
「あれ、ちまき弁当じゃないの?」
「そんな弁当、ないよ。これ、前にも食べたかな」
「デラックス牛めし弁当。食べたっけ。ところで、DXをなんでデラックスと読むんだろ」
「知らんよ」



 はい、いっただっきま~す。
 ご飯の上には、炒り玉子、味付牛肉、高菜醤油漬、3色だよ。



 おかずは、野菜入りツクネ、スパゲティ、竹輪磯辺揚げ、野菜かき揚げ、小松菜と人参のナムル、椎茸煮、人参煮、がんも煮、デラックスやねエ。
 いやあ、美味しかったよ。ごちそ~さま~。

 午後からのステージは13時から。そしたら、30分も前においでなさったお客様が私たちの楽譜に興味津々。お話聞いたら、元先生で80過ぎの方、私の年齢を聞いて「わっかいねえ」と。で、その方、フルートを嗜むそうで、楽譜をコピーさせてほしい、と。そんなわけで、2曲ほど(「五月なかばの」「神」)スコアお渡ししたら、記念館さんの事務所でコピーしてもらって帰ってこられましたよ。
「何時から?」
「1時からです」
「ちょっと、この山散歩に行ってくるから、少し間に合わないかもしれないけど」
 と言われて。
 でも、演奏開始前にちゃんと戻って来られて、私たちの演奏のPRを通りかかる人におススメしてくださったりしたんですよ。
 そんなわけで、午後からも、お客様に恵まれました。
 演奏曲目は、午前と同じですが、どんな曲か分かるように、以前ライブ配信したYouTubeの動画も貼り付けて紹介しますねえ。

(^^♪ 深呼吸


(^^♪ 光


(^^♪ 輪まわし


(^^♪ 五月なかばの


(^^♪ 五月の太陽


(^^♪ 神


(^^♪ ローカ


(^^♪ ひかる


(^^♪ 百姓家


 ちょっと解説。この詩は、南吉さんが安城高等女学校の先生時代に下宿されてた大見さん家のことをうたった詩なのですね。大見さんは、Wカホンズという音楽仲間のグループでカホン担当。その大見さんのお父さんが、たぶん、この詩の「お風呂でハモニカを吹く」男の子だと思うんですね。そして、その大見さんは、昨年2023年に入院後、急逝されてしまいました。その追悼の意も込め、この度演奏させていただきました。ご冥福をお祈りいたします。

(^^♪ 明日


 以上でした。ありがとうございました。
 2ステージとも、聞いて頂いたお客様から演奏後にいろいろ、お声をいただきました。一番うれしかったのは、「南吉さんの詩がメロディに乗せて、す~と入ってきた。詩が凄く分かったきもちになった」というお言葉、嬉しい限りです。
 あと、午後の演奏は、館長さんがずっと聴いててくださったので、ちょっと緊張。というのも、演奏の合間のMC、南吉さんの詩の解説も交えたんですけど、「間違ってたら、どおしよお」ってね。
 演奏後、7月の南吉生誕祭イベントでも演奏することをPR。
「7月の何日だっけ?」と言うと、館長さんが
「27日の土曜日」と教えてくださいました。ありがとうございました。



 そして、楽器や機材を車に積んだ後、企画展 "君は即ち春を吸いこんだのだ~南吉のセンス・オブ・ワンダー"を観ました。



「センス・オブ・ワンダー」は海洋生物学者レイチェル・カーソンの遺作。ボクは、彼女の『沈黙の春』を高校時代の一つ年下のブッチョさん(岐阜大農学部から獣医さんになられました)から勧められて当時読んだのですが、当時農薬(DDTだったと思うけど)が人間の勝手で地球に春の鳴き声が消えていく、そんな本です。そして、そうした警告に対して、人間は、生まれたばかりの「センス・オブ・ワンダー」の感覚を失い、大人になった時は「沈黙の春」の主犯者になってしまっている。



 大人になっても「センス・オブ・ワンダー」を持ち続けた南吉さん。もちろん、それ以外にも、宮沢賢治や、あの「ゾウさん」の作者まどさんも紹介されてます。是非、南吉記念館の企画展、ご覧になってください。そして、思い出してください、小さい頃の、自分の「センス・オブ・ワンダー」を。



 そんなこんなをいろいろ考えさせてくれる企画展でした。
 以上でした。前記もしましたが、7月の南吉生誕祭、AMIは、7月27日(土)の10時と13時に、また南吉童謡を演奏させていただきます。よろしくお願いします。



正八ちゃんの端午の節句2024AMI南吉童謡
posted by (C)shisyun

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