日本で本当にあった拷問と処刑の歴史 | 空想俳人日記

日本で本当にあった拷問と処刑の歴史

 2021年、最後に読んだ本です。

日本で本当にあった拷問と処刑の歴史01

 えっ、なんちゅう本を読むの?って。
 だって、学校で、日本の歴史を習ったけど、そこでは、拷問や処刑のこと、習ってえへんかったよねえ。
 でも、実際に、あったことだからねえ。学びたかったんよね。

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 いやあ、参ったよねえ。古くは、日本神話から。
 そして、あの信長や秀吉や家康も、やってたんだねえ。

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 でね、本の最後の方に、こんなことが書いてあります。
「現在でも公開処刑が行われている国や地域はあるし、インターネット上には残虐かつ猟奇的な画像や動画などが氾濫している。それにネットでは、犯罪者や犯罪の被疑者、さらにはその家族や関係者などの個人情報を探し出して「晒す」行為も、頻繁に起きている。残酷な処刑を楽しんだ江戸時代の人々も現在の人間も、下世話なものに興味を示すという意味で、本質は同じというわけだ。」

日本で本当にあった拷問と処刑の歴史12

 その通りだと思う。
 そして、こんなことも書かれている。
「物的証拠が重視される現在でも、犯人しか知りえない事柄を被疑者が供述すれば、有罪の大きな決め手となる。そのため、手荒な取り調べで自供を引き出そうとする事例が後を絶たないのだ。
 また、被疑者を警察署内に長期間拘留できる日本特有の代用監獄制度も、問題視されている。他の先進国に比べ、期間が最大23日間と非常に長く、しかも別件逮捕での延長も可能である。実際に重罪を犯した者が含まれているケースは多いが、だからといって人権を侵害するような処置が許されていいのかと、非難の的になることもある。」

日本で本当にあった拷問と処刑の歴史13

 その通りだと思う。
 私たちは、歴史から何を学ぶのか。同じ過ちを犯してはならない。これこそ、歴史から学ぶべきことではなかろうか。


日本で本当にあった拷問と処刑の歴史 by (C)shisyun


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