アウトラインステッチのやり方2 | 【かんたん刺繍教室】らくらく刺繍上達ブログ

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楽しく刺繍をやりたい方はこちら。初心者でも、ステッチのやり方と少しのコツがわかれば刺繍はめきめき上達します。型にはまらず自由な発想で刺繍をしたいという方におススメです。一緒に楽しく刺繍をしましょう♪

『アウトラインステッチのやり方1』では、アウトラインステッチの基本的なやり方だけを説明しましたチューリップ赤
今回は、『刺し始めと』『刺し終わり』をより美しくする方法を伝授いたしましょうチューリップ黄

もう一度、布に線を描きます。



糸は3本、端は玉結びです。

線の端から針を出して糸を全部引くところまでは同じですが、線の上に針を入れるときに3~4㎜先に入れます。



戻る時は、最初の針穴のすぐ横(1㎜程度)から針を出しましょう。



引っぱり過ぎないように糸を全部引きます。



5~6㎜先の線の上から針の先を入れ、



先ほどの針穴から針の先を出します。



糸を全部引きましょう。



ここから後は同じことの繰り返しです。

最後から2番目のときに線の端の1㎜手前になるように刺しておき、最後の一目は前の針穴のすぐ横(1㎜先)に刺します。



糸を全部引きましょう。
これでできあがりです。



前回のやり方と比べてみましょう。

これが刺し始め。
前回(上の段)と、今回(下の段)の黄色い矢印の部分を比べてみてください。


上のは糸が1本しかないので、ここだけ他の部分に比べて線が細いですね。
下のは全体が同じ太さです。


こちらは刺し終わり。
前回(上の段)と、今回(下の段)の黄色い矢印の部分を比べましょう。


やはり、上の段は糸が1本なのでそこだけちょっと貧弱に見えますね。

裏から見るとこんな風です。
両端のやり方の違いがはっきり表れていますね。




刺し始めと刺し終わりをちょっと意識するだけで、全体の糸の太さが一定になり、より美しく見えます音譜
ぜひ、試してみてくださいねブーケ1






刺繍作家・刺繍講師
ミハル

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