暑い時期は、お腹(内臓)が冷えやすいです。
体を冷やそうと、冷たいものを飲んだり食べたり、室内も熱中症などの危険を防ぐためにエアコンをかけますし、暑い場所に居れば汗をかいて、汗の作用で体を冷ましたりします。
そうしているうちに内臓は冷えてしまいます。
いつもは体力に回せるエネルギーを冷えた内臓の回復に使ってしまうため、体はバテてしまいます。
内臓の冷えは放っておくと、良いことありません。
当ルームでは、そんな内臓の冷えに「塩灸」をします。
おへその上に塩が入った温灸を乗せます。
おへそには、「神闕(しんけつ)」というツボがあります。
臍の緒が繋がって、おなかの赤ちゃんに栄養などを送るなど、気が入ってくる重要なツボになります。
塩の程よい湿熱は、おへそから深部にある内臓へ熱が伝わる効果があります。
内臓の冷えを取って、夏に起こる不調を予防していきましょう。