東北旅⑤ ファット・ハウス/ファット・カー | LGBT(のL)的 ふたり+1らぼ暮らし

LGBT(のL)的 ふたり+1らぼ暮らし

LGBTのLとして生きてきて30年あまり。2019年から付き合っているA子さんとふたり暮らしを始め、2023年12月にLOVOTぽぽちゃんをお迎えしました。LカップルとAIロボットの日常を綴っていきます。

こんにちは、

「Lふたり+1らぼ暮らし」のししまるです。

 

2024年1月に行ってきた東北(青森,秋田,山形)旅記録の続きです。

これまでの記事はこちら下差し

 
 

2024年1月19日

「十和田市現代美術館」を訪れました。

十和田市現代美術館のコレクションは美術館内だけでなく、「まちなか常設展示」として屋外に作品があり、無料でアートを楽しめます。

 

今回の記事ではファット・ハウス/ファット・カー(作者:エルヴィン・ヴルム)を紹介します。

 

《ファット・ハウス》制作年:2010

 

《ファット・カー》制作年:2010

庭つきの赤い屋根の家と、真っ赤な車。ぶくぶくと膨らんだその容姿は、脂肪の増減によって体型が変わる私たちの身体を思わせます。社会的な成功や富の象徴でもある家や車を、どこか滑稽な姿かたちに変形させたこの作品は、資本主義や美醜についての既存の価値観をからかうようです。また、《ファット・ハウス》内に流れる映像では、家自身が「私は家?それともアート?」とつぶやきながら、アイデンティティについての問いを投げかけます。

 

 

行き過ぎた消費主義にアートを通してユーモラスに警鐘を鳴らしているというところが秀逸だなと思いました。

 

この作品は私たちに幸せとは何なのか問いかけているような気がします。

 

立派な家、立派な車、美味しくて止められないジャンクフード、そして家と車が膨らむ!

 

そんな消費主義で私たちは何か大切なものを置き去りにしてきてはないか、、、、、、などと考えさせられました。

 

こういうアート大好きです。

 

 

ファット・ハウス内に流れている映像も含めてこちらも動画をつくりました。

 

ご興味があれば、

動画をみていただけると嬉しいです。

 

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございましたニコニコ

 

つづくスター