仕込んでから2年半。
やっとやっと出来上がった松島屋の若のこだわりの天然醸造木桶仕込みのお醤油絞りに合わせて松江に行ってきました!
松江の小学校のお醤油を作っている松島屋。
地元の人に愛される昔ながらのお醤油もつくりつつ
原材料にこだわったお醤油を作っていきたいという若の初めての試みのお醤油です。
第一弾は
・鳥取産のサチユタカ一等大豆
・山口産せときらら
・メキシコ産天日海塩
少量しか絞れないため一般販売は数に限りがありますが限定販売もあるそうです♪
何よりもお1人でも多くの方に召し上がっていただけるようにと飲食店の方優先に販売していきたいとのことです。
ご興味ある飲食店の方はぜひぜひ!
十水仕込みは絞れる量も少量なので商売としては難しいそうで
周りの反対もあったものの試験的にもチャレンジした貴重なお醤油。
若に教わりながら、お醤油絞り体験をさせていただきました。
このお醤油の為に特注した「小型醤油絞り機」
新しい木の香りがかぐわしいです。
本来ならもっと塩水を多く使用するのですが
「十水仕込」というぎりぎりの水分で仕込んだ醤油のもろみはまるでお味噌のよう。
濾し布の上にまんべんなく広げて
漏れないように丁寧に包んで行き・・・・
手前のヘリにもたれ無いと腰に来るヤツです💦
重しとなる木の蓋をおき
ジャッキアップで圧を調整していきながらかけていきます。
「地味でしょうーー」とおっしゃってましたが
滲み出てくるお醤油を見ると感動です。
本来は塩水をもっと入れているので勢いよく出てくるそう。
圧をかけすぎると濁ってしまうのでゆっくりゆっくり待ちます。
ここからまたゆっくり寝かせる事でもろみが沈殿し、純粋な液体の部分と別れるのでその上澄みをとるそうです。
「濾過なし」「火入れなし」の、正真正銘の「生揚げ醤油」。
微生物が生きているので発酵がここからでも進んでいくので市場には出回らないお醤油です。
最近テレビのCMでも聞く「生醤油」は「(なま)醤油」か「(き)醤油」で変わってきます。
「生(なま)醤油」は「濾過あり」「火入れなし」
精密な濾過によって微生物を取り除いているので蓋が飛ぶなどなく安定している状態ですが、火入れ醤油よりは香りが優しいので白身魚のお刺身などの時に良いのでしょうか。
「生(き)醤油」は「濾過あり」「火入れあり」
卵かけごはん用のお醤油など酒や味醂その他の調味料などを入れて味付けしたお醤油と、
味付けしていない純粋なお醤油のことを「生(き)醤油」と表記することで差別化しています。
しぼりたてのお醤油のお味、
これだけでご飯食べれちゃう❤️
このお醤油で夜はイベントが。
それまでの間に松江に来たらいつもお参りにいく神魂神社に行ってきました。
神魂神社と書いて「かもす神社」と読みます。
手水舎の柄杓も美しい
境内にある丸太のベンチ。
ひとつだけ♡の丸太ベンチがありますよー
ここに座ると大社造の本殿が一望できます。
日本最古の大社造の本殿。
風穴もあるのですが怖くて近寄れ無いほどの霊気が。。。
出雲の真名井神社にもお参りさせてもらい良い気をいただきました。
夜のお醤油イベントに続く・・
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