52歳。たまに中国映画を観て、気長に中国語を学習することに。 -5ページ目

这么好听

ネットで見つけた歌です。

歌詞の字幕がないので、聞き取りに挑戦してみました。
自分なりの意訳ですけど、アップしてみます。
ちょっと驚きの路上演奏みたいですね。いい声です。
その証拠に、1分59秒では、
観衆の女の子がうっとり「这么好听」と呟いています。

超好聽的歌聲‪

好久不见 你瘦了一大圈 苦笑的脸 忙而累
你说好男人 绝种了 爱一年往往要伤个三五年

你拒绝再看见晴天 却总问离快乐有多远
爱的平衡点 小心拿捏
该醒的时候 你却还想醉 最后只有往幸福门外退

别让昨天在你伤口狂妄的撒盐
一碰就痛 一想就悲 爱一遍叫人老了好几十岁
别让昨天在你伤口狂妄的撒盐 冲掉心中爱的余味 再活一遍

久しぶり 一回り痩せたんじゃない
苦笑いの顔 忙しくて疲れてる
いい男は絶滅したと言い
1年愛してはいつも4、5年と傷ついている

青空をもう一度見るのを嫌がるくせに
いつも幸福までの距離を尋ねてくる
愛の支点は注意して持ちあげて
目醒めの時 それでも酔っていたいなんて
最後はただ幸せの外へ退いてしまうだけ

過ぎ去った昨日に 自惚れた追い討ちをかけさせないで
出くわせば痛いし 思えば悲しい
一度の愛は人を何十歳も老けさせてしまうもの
過ぎ去った昨日に 自惚れた追い討ちをかけさせないで
愛のほろ苦さを洗い流し もう一度前を向くの



いくつかよく解らない箇所がありました。

1)远离快乐と聞こえる箇所があるのですが、前後の流れを考えると「问离快乐」の気がします。

2)三五年は、日本語の4、5年の意味だと思うのですが、その前にある「ge」は「个」で良いのでしょうか。仮に「个」として、概数の前にも置いてよい場合、洗个澡とか睡个好觉みたいに、軽めのニュアンスを添えると捉えて良いのでしょうか。

3)何度聞いても解らなかったのが、サビの冒頭の「伤口狂妄的◯◯」の◯◯。閃いたのが「撒盐」でした。これなら日本語にも同じような慣用句がありますし、傷口に塩を撒いて弱った相手を追い込むみたいな意味で使えば、意味も繋がりそう。強引でしょうか。

ワイン

学生時代に「酒は吐いて強くなるもの」と教えられました。
そう言われ、飲まされ続けましたが、強くなりませんでした。
昨年の話しですが、半ば冗談のつもりで、
アルコール適性検査を受けみたのでございます。
私、たしなむ程度以上の酒量が入ると、
急性アルコール中毒で運ばれる体質だそうです(笑)。



葡萄美酒夜光杯/欲飲琵琶馬上催/酔臥沙場君莫笑/古来征戦幾人回
葡萄の美酒 夜光の杯/のまんとすれば 琵琶 馬上にうながす/
酔うて沙場にふす 君 笑うなかれ/古来 いくさにゆき 幾人か かえる

先達て、中国と深いご縁をお持ちの某ご婦人のブログを拝見してから、
ワインなる代物に、及び腰ながら真剣味を帯び始めまして、
生まれて初めてやっとこさ、現物を買ってみました。

これまでも仕事のおつきあいなどで、
飲まないまでも、ワインに触れる機会はいろいろありましたが、
自分のキャラとは何か違いすぎて、どうにも馴染めない存在。
今度、ワインを飲みに行きましょう!という約束はことごとく、
計画的に自然消滅させてまいりましたし。

で、今、部屋には2本のワインがあるのでございます。

ヾ(✿❛◡❛ฺฺ)ノ こういうのと、
$ただいま46歳。中国映画で『中国語』を学習中!

ヾ(✿❛◡❛ฺฺ)ノ こういうの。
$ただいま46歳。中国映画で『中国語』を学習中!



上は、漫画『神の雫』で紹介されていた
カサーレ・ヴェッキオ(イタリア)の白ワイン。
2,000円以下で、1,6000円のワインと同等!とありました。
その漫画のスーパーバイザー的ソムリエの方の著書を、
デザインさせていただいたことがあります。
クライアントからは、漫画全巻を読破するようにとのお達しがあり、
夜な夜な、漫画喫茶に通ったのでございます。
FRANCE と書いてあったのでフランス産かと思いましたら、
自宅に持ち帰ってみると、裏の日本語表記にはイタリア産と・・・。
よく見ますと、正しくは FARNESE でした。
簡体字で書いてくれれば、間違えませんのに。

下は、エチッケト買い。完全に人目惚れ。
ペドラロンガ(スペイン)の白ワイン。3,000円ぐらい。
ブドウ畑に落ちていた石灰岩の写真だそうです。
購入したお店の紹介文には、エル・ブジにリストされており、
柑橘系とミルキーな味がするとありました。
一般的に、ミカンと牛乳を一緒に口にすると気持ち悪くなるので、
なかなか、ワイン初心者を躊躇させる説明書きでございました。



それと、ワインに引き続き購入したのがこれ。
$ただいま46歳。中国映画で『中国語』を学習中!

コルク抜きな訳ですが、知り合いに聞いてみましたら、
ラギオールのソムリエナイフってやつを薦められました。
だけど私、それほど上品じゃないし、あまり使わないし、しかも高けーし。
それなので、防災グッズ購入の一環として、
キャンプ用ナイフに付いているやつを使うことに決めました。



ひとまず、ワインをいただく態勢だけは整えた次第。
謹んでここにご報告申し上げます。
あとは、アルコールを口にする勇気を振り絞るだけなのですが、
今の感じのままですと、ボンゴレのアサリを蒸すのに
使ってしまいそうな気がしております。

天空への道~茶馬古道の人々~[2]

ε-(´。`*)ふぅ。
今日は、どうにか出社しなくてすみました。
それでは、書きかけの続きです。



今住んでいる場所は、とある郊外の住宅街なのですが、
自宅から少し足を延ばしますと、未だ自然が一杯でして、
海を除いたほとんどがあるのでございます。

川沿いのホームセンターに出向いたその日は、あいにくの雨模様。
濃い霧が発生していて、あたり何も見えない有様です。
妹の家族と防災用品の買い出しを終えつつ、駐車場に戻ってみますと、
目の前に、すべてを雨に洗い流されたような新緑が現れました。

また、風の強い日でもありましたので、
消えきらない山間の霧が、どんどん風に押し流されいき、
目まぐるしく、目の前の景色を変えていきます。
オンボロっちぃ携帯カメラでは無理!というのは、
わかっちゃぁいるけど、一応、写真に収めてさせていただきました。

$ただいま46歳。中国映画で『中国語』を学習中!



夜更かしが好きだった方に質問でございます。
以前のことですが、深夜番組がすべて終了する時間帯に、
NHKにチャンネルを合わせたりしますと、
シルクロードの映像を流していたのを憶えていらっしゃいますか。
ちなみに私の夜更かしは、すべて仕事の締め切りが原因でございます。

おそらくは『NHK特集 シルクロード』で仕様されたモノ。
仰々しく言うと、砂に埋もれた歴史の風景とでも言うのでしょうか、
人間、あのような辺境の原郷風景に出くわしてしまうと、
頭の中が空っぽになって、ひたすら見続けてしまう理由は何なのでしょう。
もし『徳拉姆』ってどんな映画と尋ねられたら、
そんなニュアンスの映画って答えさせていただきます。



自古以来,中国沟通城外有两条陆路干道:北界丝绸之路,南竟茶马古道。
古来、城外と通ずる中国には2つの陸路幹道がある。北のシルクロード、南の茶馬古道である。

徳拉姆は、平安の仙女って意味らしいのですが、
日本語タイトルにある茶馬古道って響きも、雰囲気を持ってます。
見るからに、お茶ともただならぬ関係がありそうですが、
雲南省からチベットへ続く道だそうです。

この映画のスパイスとなっているのは、
撮影クルーが訪れる先々での、村人へのインタビューでした。
あんな原郷風景の中に暮らし、あまつさえ生業を持つ人がいるのですから、
中国ってやっぱり、とてつもなく広そうです。

家族の秘密。責めを受けた時の気持ち。結婚しない本当の訳。
知人には決して明かせない秘密を、カメラを前にして告白します。
なんだか、見聞きしてはいけないものを知ってしまってたかのような心地。

おそらくは、きっと再び出会うことはない者同士だからでしょう。
それだから逆に、自分を赤裸々に語ってしまうことってありそうです。
そんなリアルな感じに、ちょっとドキドキしてしまいます。
私自身もブログも始めてみて感じたのですが、
それと、ちょっと似ているところがあるって気がしています。



さてさて。
今一度、自分の撮った写真に触れければなりません。
それは、あの霧の風景を見た時、
真っ先に頭の中に手繰らてきたものが、
この映画のオープニングの風景だったからございます。
ずっと忘れ置いたままでおりました・・・。

雲南の峰々を、這うようにすり抜けていく雲の様子を
カメラでただ捉え続けるだけなのですが、
私の写真を1,000,000倍も神々しくした風景がそこに。
映像が現れた瞬間、息を呑んでしまいます。
噓だと思うのなら、NHKさんに再放送を依頼してみてください。

中国茶店での話しです。
映画をご覧になったオーナーから、オープニングの映像を、
店のホームページのトップ画像に使えない?って、尋ねられました。
残念ながら使えません。

もとより、その方の知識に対抗するのが目的ではありませんでしたが、
その一言で、その日の勝負は「イーブン」ぐらいには
持ち込めたのではないかと・・・。