自己正常化プログラムから効果を出すコツ

岩波英知先生の自己正常化プログラムを受けるにあたってのコツを書いておきたいと思います。

 

岩波英知先生の誘導技術を『楽に』受けるために知っておきたいこと

前にブログに掲載した上のリンク先とも重なることが多いと思いますが、より悩みを解決する自己正常化プログラムの内容に即して書こうかなと思っています。

 

自己正常化プログラムは岩波先生のやられている各種心理脳内プログラムの一つで、他に脳覚醒プログラムを受ける方が多いと思います。

悩んでいる人、神経症の人、うつ病やパニック障害や社会不安障害などのひとは自己正常化プログラムを受けるといいと思います。

(あがり症の人や手が緊張して震えてしまう人はあがり症克服プログラムというものがあります)

 
といっても、入口が違うだけで、岩波先生の集団セッション(通いベーシックコース)は深い脳覚醒トランス状態に誘導されて、個別に対応していくものなので、中身は同じです。
脳覚醒トランス状態は意識が極度に変容した、感情や五感が顕在意識化した状態で、心因性の悩み、ストレス原因の悩みが解決しやすくなる状態のことを言います。
 
無意識の僕らの強い信念でも届かない悩みの原因、ドロドロした負のエネルギーをそこで解放していくことができます。
ということは、いかに理性がなく防衛本能も発動しない感情が渦巻く無意識に自分の意識を滑り込ませるかが重要になります。
それができたら、悩みが氷解していきます。
複雑に絡み合った混乱状態になった脳みそが収まっていってクリアになっていきます。
心もホッとしていきます。
 
文字通り心が洗い流され浄化されます。
脳もリセットされます。
 
最初はとても心が苦しかったりします。
悩みが強くて長くて深い人ほどそうなります。
最初から楽になる人もいて、それはやってみないとわからないところがありますけど、日常生活もままならない人ほど『自分の不安の本質』に触れることになります。
 
それは好転反応ですので騒がないようにしましょう。
むしろそうなれたことは喜ばしいことです。
心のドロドロは直に触れなくても、無意識で触れているわけで、それが顕在意識化したってことはいいことなんです。
 
それをトランス状態に入って何度も直に触れていくことで浄化されていきます。
混乱した精神状態も収まっていきます。
ドロドロの抑圧が出た時、過去に辛かったことや耐えてきたこと、一生懸命乗り越えようと頑張ってきたこと(でも乗り越えられなかった…)がドバーッと押し寄せて、泣き出す人もいます。
僕も堰を切ったように喚くほど泣いたことがあります。
 
その時は心から嬉しかったです。
悲しくて辛くて泣いているのに、いつの間にか心がスッキリしていって、まさにカタルシス状態でした。
こんだけ頑張って、耐えてきたけれど報われなかったけれど、悩みが氷解していくその現実が嬉しかったです。
 
なので、自己正常化プログラムは感情をいかに自分でも揺さぶるかが大事になります。
感情は理性と対極にあり、理性が強すぎる人は感情が湧いてきません(でも嫌な感情だけは味わっちゃうのですが…)。
悩むとほとんどの人が理性が強くなります。
それで自分を守るけれど、理性は感情のエネルギーに比べたらなんの役にも立ちません。
最後のぎりぎり持ちこたえるかどうかだけの力しかありません(だから頼っちゃうのですが)。
 
岩波先生のやっている短期集中合宿プログラムなら、徹底的に自分を追い込み理性を少なくしてできる環境がありますが、通いの自己正常化プログラムの場合は社会生活や普通の日常生活を送って、期間が空いて通うため、理性が少なくして生きることができません。
だから、自分を追い込むことができず、感情的になれないのですが、やっぱりそこでトランス呼吸法が大事になります。
 
理性が少なく馬鹿になって呼吸法をやってこれた時、一気に突き抜けるぐらいにトランス状態が深まります。
いかに馬鹿になってやるか、狂ってやるかが本当に大事です。
僕はそれをすることができたから、壁を突破できました。
その時の感動は、現実に悩みの塊が氷解していく喜びももちろんありましたが、自分の頑張りに感動したものです。
本当に生きていてよかったと思えたし、自分を褒めてやりたいとすら思いました。
 
これまでどんなに努力しても自分の壁を破れなかったのに、努力がやっと報われたという感動でした。
家でも自分を追い込んでトランス呼吸法をやり込んできてください。
甘ったれた、そして努力しても乗り越えられず諦めかけている自分の心に活を入れてください!
 
悩んでいる人は疲れ果てていて呼吸法をやることも苦しかったりきつかったりしますが、呼吸法をやり込んでから岩波先生の誘導技術を受けるとその化学反応はとんでもない効果が出るので頑張ってください。
惰性では悩みは治りません。
 
もちろん疲れ果てて惰性に陥る事情は僕が誰よりもわかっています。
ですが、そこで泣き言を言ったり、逃げグセを出してしまったら、一生変わりません。
その時の苦しい人生を想像してください。
 
一生死ぬまで苦しみが続いていく、人によって生き地獄を何十年も味わい続けるのだから、短期集中的に努力をしてください。
理性を使わず馬鹿になって呼吸法をやってください(ストレッチ法も同時にやりましょう)。
量だけを狂ってやってくる覚悟が必要です!

自分で自分を褒めてやりたいぐらい呼吸法をやってくると、防衛本能や自分の理性の壁を完全に超越して、とんでもない効果(脳覚醒トランス状態による悩み氷塊効果)がやってきます。
まあいっか、こんなものでいいか、なんて腑抜けた惰性の気持ちでいたら、そもそも仕事もうまくいくわけないし、どちらにしても幸せになれないわけですし、追い詰められたときこそ覚悟を決めて乗り越えましょう。
 
これまでの努力を浪費するしかなかった状況と比べ、今度はその努力が必ず自分の壁を大きく乗り越えられることになるのですから!