キャラクターに囲まれて眠る水木しげる | 新選組研究会「史誠会」

新選組研究会「史誠会」

1999年、新選組を学ぶために結成。以来、月に一度勉強会を開催し、年に数回、史跡見学会を実施してきた。勉強会は、西村兼文の『新撰組始末記』をテキストとして始まり、子母澤寛の『新選組始末記』を経て、現在は、木村幸比古の『新選組日記』をテキストとしている。

 過日、よみうりカルチャー町屋の皆さんと、調布駅から深大寺まで歩きました。

 

 調布といえば、新選組ファンにとっては、近藤勇ゆかりの地という思いが強いと思いますが、アニメファンにとっては、水木しげるゆかりの地という印象の方が強いのではないでしょうか。

 

 調布駅北口から布多天神社へ続く商店街では、鬼太郎などの水木しげるが生んだキャラクターが出迎えてくれます。

 

 水木しげるは、調布市に50年ほど住み、市内の覚證寺に、自分が生んだ鬼太郎やねずみ男などのキャラクターに囲まれて眠っています。ただ、覚證寺は、地図アプリがなければ相当迷うだろうという、非常にわかりにくい場所にあります。行こうとお考えの方は、ご注意くださいね。

 

 水木しげるのお墓を囲むキャラクターは、彩色されていないこともあって、ちょっとわかりにくいかもしれません。対して、石ノ森章太郎のお墓を囲むキャラクターは彩色されていますから、ちょっと離れた場所からでも、わかりやすいですよ。

 

 石ノ森章太郎は、要町駅下車徒歩3分ほどの祥雲寺に眠っています。石ノ森章太郎が暮らしたトキワ荘からは、徒歩約25分といったところでしょうか。