「松江城と江戸城―国宝になった城と天下人の城―」展開催中! | 新選組研究会「史誠会」

新選組研究会「史誠会」

1999年、新選組を学ぶために結成。以来、月に一度勉強会を開催し、年に数回、史跡見学会を実施してきた。勉強会は、西村兼文の『新撰組始末記』をテキストとして始まり、子母澤寛の『新選組始末記』を経て、現在は、木村幸比古の『新選組日記』をテキストとしている。

 日比谷図書文化館では現在、共同企画特別展《新発見「江戸始図」関連展示》「松江城と江戸城―国宝になった城と天下人の城―」を開催中です。11月19日(日)

 

http://hibiyal.jp/museum_03-7.html

 

 松江城についてはほとんど知りませんでしたが、いろいろ知ることができました。特に収穫だったのは、大きな部材が手に入らなかったからか、2階分の通し柱を使ったり、外へ外へと重さを逃がしていくという、天守建築の画期的な技術の転換が行われた嚆矢だったということでしょうか。

 

 また、金箔瓦ですが、あれだけの数を一度に見た記憶がないような気がします。江戸初期の江戸の大名屋敷はマジ、漁師が嫌がったほどピカピカに輝いていたのでしょうね。

 

 なお、複製とはいえ、真田信繫が与えたという「真田軍扇」が展示してあったり、浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけたという江戸城の松之廊下が、原寸大ではないとはいえ、復元されているのも注目ですよ。