顔バレ? | 新選組研究会「史誠会」

新選組研究会「史誠会」

1999年、新選組を学ぶために結成。以来、月に一度勉強会を開催し、年に数回、史跡見学会を実施してきた。勉強会は、西村兼文の『新撰組始末記』をテキストとして始まり、子母澤寛の『新選組始末記』を経て、現在は、木村幸比古の『新選組日記』をテキストとしている。

 15日は、史誠会の例会で、数か月振りに日野に行ってきました。

 

 土方歳三資料館に行ったところ、受付けの右の人に、大きな声で「あっ」といわれ、続いて、左の人にも「あっ」といわれました。僕はその2人にはまったく見覚えがないのですが、僕の顔が覚えられているのでしょうか。

 

土方歳三資料館から日野方面へのバス待ちで、なぜか、日野宿本陣から電話がかかってきました。案内の予約は断られたはずなのに、どこにいるのかを聞かれたのです。

 

日野宿本陣に行くと、受付けの方から「●●さんの知り合いですか」と聞かれました。どうも、●●さんから日野宿本陣に話があったようです。何か会をやられているんですねといわれたため、名刺を渡したところ、「この史誠会ですか」といわれました。どういうことですかと聞くと、「しせいかい」という名前を聞いたことはあっても、字がわからなかったといわれたのですが、たぶん、ネットなどで名前を知ったのではなく、●●さんから、「しせいかい」という名前だけ聞いていたということでしょう。

 

でも、案内は20分でお願いしたのですが、なんと、35分もガイドの方に喋られてしまい、予定が大幅に狂ってしまいました。せっかく説明していただいている途中で、時間がないからやめてくれとはいえませんよね。

 

午後4時に新選組のふるさと歴史館で展示物の説明をお願いしている関係上、先を急がなければならないのですが、日野宿本陣に行ったにも関わらず、とても素通りはできないと、佐藤彦五郎新選組資料館に寄らせていただきました。すると館長さんから、「本陣行かれましたよね。土方歳三資料館も行ったんですよね」といわれました。何度も寄らせていただいている場所ですから、時間からいって、僕の回り方を見抜かれておられると思われます。

 

結局、新選組のふるさと歴史館には20分遅れで着いたのですが、特別展だけではなく、常設展も丁寧に説明していただき、大変助かりました。

 

 どうやら、僕の顔と名前が、日野の各地で認知されつつあるようです。僕は、「認知厨」じゃないため、同じ場所に名前の知られた方がおられたとしても、滅多なことでは自分から挨拶には行かないのですが……。

 

しかし、顔と名前を憶えられて、決して得になることはありませんよね。下手なことはできないなあと、通関しています。まあ、下手なこともしないと思いますけど、たぶん……。