動物の糞、発見! | 新選組研究会「史誠会」

新選組研究会「史誠会」

1999年、新選組を学ぶために結成。以来、月に一度勉強会を開催し、年に数回、史跡見学会を実施してきた。勉強会は、西村兼文の『新撰組始末記』をテキストとして始まり、子母澤寛の『新選組始末記』を経て、現在は、木村幸比古の『新選組日記』をテキストとしている。

 北海道ツアーでは、二股の台場跡に登るのも、1つの目玉でした。僕は5回ほど登っていますが、今回のメンバーの中には、二度チャレンジして二度とも天候が悪く、断念せざるをえなかった方がおられました。

 2日目は、北斗市内でいくつか史跡を見てから、ついに二股へ。

 台場跡へは、山道といったところで、地面に石や木の根が出ているわけではなく、割に歩きやすかったのではないでしょうか。もちろん、道の両側から草や木の枝が出ていることは想定内です。歩く時間もせいぜい10分程度ですしね。

 しかし、説明板が立っているちょっと下に、動物の糞を二山発見!

 熊の糞は見たことがありますので、違うだろうと思ったものの、同行のメンバーに告げるとパニックを陥る危険もあると思ったため、黙っていることに。全員登って、慰霊碑や塹壕跡などもしっかり目に焼き付けてから、無事、降りてきました。僕は、降りるまではけっこうヒヤヒヤで、回りを注意深く見回しながら歩いていました。もちろん、棒のような動物に対する素人が回りを見回したところで、何かができるわけではないのですが……。

 すっかり下に降りてから、同行のメンバーに動物の糞があったことを知らせたところ、いっせいに驚きの声が上がりました。僕は、往復ともしっかり確認していましたが、気づかないものですねえ。

 ともかく、何事もなくてよかったです。

しかし、北斗市の文化財のページを見ても、二股って、まったく出ていないんですね。なんででしょう?。

http://www.city.hokuto.hokkaido.jp/modules/culture/content0036.html