どこに行ったの? | 新選組研究会「史誠会」

新選組研究会「史誠会」

1999年、新選組を学ぶために結成。以来、月に一度勉強会を開催し、年に数回、史跡見学会を実施してきた。勉強会は、西村兼文の『新撰組始末記』をテキストとして始まり、子母澤寛の『新選組始末記』を経て、現在は、木村幸比古の『新選組日記』をテキストとしている。

5月21日(土)に史誠会の例会で伝通院周辺と板橋駅周辺を歩いた件です。

久々にお参りした伝通院の山門がやけに新しくなっており、きわめて違和感がありました。これはまあ、お寺の方針ですから、僕がどうこういってもねえ……

問題は、山門の前に立っていたはずのものです。そうです。史誠会として訪ねた理由の1つとして、今はない処静院の遺構を見たかったのです。でも今回訪ねたところ、山門の左前に立っていた処静院の石柱が、その説明とともに見当たりません。いったん皆さんをこのあたりが処静院のあった場所ですよとご案内してから伝通院の境内に入ったのですが、見回しても、それらしいものは見当たりません。

処静院の石柱はどこに行ってしまったのでしょうか? 本堂からは読経が聞こえましたので、寺務所に行くことは控えましたが、気になります。