本当の政治家たちとの、幸せな選挙でした。 | 西宮の筋肉議員、川村よしとの活動日記。

西宮の筋肉議員、川村よしとの活動日記。

西宮市議会議員の川村よしとです。
仕事やプライベート、トレーニングのことなどを気軽に書いていこうと思います。
こっそり、筋肉議員枠での認知度向上も狙っています(笑)

3月27日に投開票の西宮市長選挙の結果、

僕が、そして政嵐会が応援していた吉岡さんは、

22096票で落選となりました。

 

 

吉岡さん、おつかれさまでした!

また、共に闘ってくれたみなさん、ありがとうございました!

そして政嵐会のみなさん、今後とも宜しくお願いします。

 

本来であれば、みなさんにできるだけ早くに、

直接ご挨拶に伺うべきところですが、

諸々の事情もございますので、しばらくお待ち下さいm(_ _)m

 

・・・

 

まず、吉岡さんには、いくら言葉で伝えても感謝の意を尽くせません。

 

既にこのBlogに記載の話ですが、

もともと僕は政新会、つまりは野合の側にいました。

ただ、僕が10年間提案し続けてきた行政改革を

進める気のない現職を、応援するわけにはいきませんでした。

 

そもそも、政策以前に政治理念の違う人たちと

「維新がイヤだ」という理由で仲間になるのは、政治家としては魂を売ったのと同義。

 

「OPEN!西宮」と書かれた青いジャンパーを着て一緒に選挙活動をするくらいなら、

政治家としての誇りを胸に、バッジを置くことを選ぶ方が遥かにマシでした。

 

一方で、ただただ息を潜めて市長選をやり過ごし、

「議員として、維新市長でも現職でも是々非々で対峙します」という感じで、

市長選など存在しないかのように過ごすのも、僕にはムリでした。

 

最初はそうしようとしたけれど、

それは自分にも、応援してくれている友達にも、

この11年間一緒に活動してくれているスタッフにも、

お会いしたことはないけれど、志政報告を楽しみにしてくれている方々にも、

あらゆる方面、誰に対しても説明がつかないなと感じました。

口先だけで自分を正当化するくらいなら、議員辞職しようかとも悩みました。

 

そんな僕を、吉岡さんは救ってくれました。

「そこまで言うならお前が出ろよ」という状態、

本当なら僕が出馬すべきところを、

吉岡さんを擁立、全力で応援するという役割を与えてくれたことで、

僕の政治家としての矜持を守ってくれました。

 

そして、政新会が野合となることで消えそうだった正統な保守の光をも、

政嵐会を結成するきっかけをくれたことで、そこに新たな火を灯してくれました。

保守消滅の危機から、西宮を救ってくれたのです。

 

一晩明けてから、

「今回、選挙に行くつもりはなかったけれど、

 新たな選択肢を提示してくれてありがとう」

…といった主旨の連絡をたくさん頂いています。

政嵐会の結成から数えると、その数は更に多くなります。

 

ある現職議員には「1万票も取れはしない」と言われました。

「勝つ気はあるんですか?」と言われたこともありました。

 

結局、吉岡さんを勝たせることはできませんでした。

その想いを市政に運ぶことができなかったことについては、

本当に申し訳ございませんでした。

 

でも、誰にも期待できなかった、

本当なら棄権していたかもしれない22096人の方々に新たな選択肢を提示できたことは、

今回の西宮市長選挙において大義ある行動だったと感じています。

 

全力で闘った先にある、2期目の現職との対峙です。

ホンモノの是々非々で、残りの任期1年を務めさせて頂きます。

 

票の出方の分析は、たくさんの方々がしてくれることでしょう。

彼も民意、我も民意。

選挙に関わった者は、結果を粛々と受け入れるだけ。

 

吉岡陣営だけでなく、

今回の選挙に関わったみなさん、おつかれさまでした!

 

・・・

 

今回の選挙、僕の事務所の2人の学生が、

選挙最終日に吉岡さんとグータッチした時に思わず涙を流すほど、

全力で頑張ってくれました。

 

2人は昨日の晩、選挙事務所には涙を浮かべながらやって来ました。

20歳の彼らに、こんなに貴重な経験をさせてくれた吉岡さんに、

重ね重ね本当に感謝しています。

 

記者会見から9日後に告示、選挙活動を戦うなんて普通なら絶対ムリです(笑)

こんなにたくさんの方々が本気で支えてくれる吉岡さんを尊敬すると共に、

僕もそういう存在にならなくてはいけないなと感じました。

 

吉岡さんが「西宮には4人、本当の政治家がいる」と言ってくれたこと、

「これまででいちばん、幸せな選挙だった」と言ってくれたこと、

僕は一生忘れません。

落選後の事務所とは思えないくらい、最後は笑顔と拍手に溢れていました。

 

今回の選挙は、

関わってくれたすべての方々にたくさんのことを学ばせて頂きました。

この11年を振り返っても類を見ない、貴重な経験をさせて頂きました。

 

本当に、本当にありがとうございました!

今後とも宜しくお願いします!

 

 

 

 

川村よしと