会話文をナメてはならない | 小説の書き方教えます

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小説の文章を大きく分けると、会話文と地の文

とに分類できます。


どちらもとくに解説を必要とはしないと思います

が、地の文は考慮に考慮を重ねて書く反面、会

話文はほとんど考慮されずに書かれる傾向にあ

ります。


会話文の一言一句ごとに、数多くの案の中から

慎重に選定しているでしょうか。




よくいただく質問に、こういうのがあります。

「会話文の分量はは全体の何割ほどがいいですか」


なぜ割合などにこだわるのか理解できませんが、

多分、熟慮して書いた地の文の割合が多いほど

クオリティーが高くなると思っているのでしょうね。


会話文と地の文との割合なんて、考えるのは無意

味です。必要な記述があれば、会話文だろうと地の

文だろうと記載しないわけにはいきませんからね。




とても重要なことを述べているのを、あなたは理解

しておられますか。


そうです、文学賞で他者との差をつけたいなら、誰

もがほとんど熟慮していない会話文をもっとレベル

アップさせればいいのです。


センスのいい会話文は、海外作品の翻訳ものから

べますよ。


オシャレでテンポのいい会話文を会得しましょう。

話文をもっと