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今回は、前回記事の補足で、人間が抱えている呪縛

的なこだわりについてお伝えいたします。




人は生い立ちによって、捨てるに捨てられないものを

強制的に抱え込まされることがあります。


たとえば、斜陽産業になってしまったのだが老舗の何

代目という立場であったなら、簡単にはやめられませ

んよね。


でも、続けようとすれば、恋人の理解が得られずに結

婚までには至らないかもしれません。


父親が町医者なので医学部へ進学するよう言われて

いても、本人が本当になりたいものが別にあるかもし

れません。


そういう人の人生は、他人に比べますと余計な悩みを

最初から背負っていますので、あとを継いでよかった

と実感できるのは老齢域になってからです。




国民のおよそ7割はサラリーマンとその家族。


もっとも多い層ではあるものの、その中でもやはり呪縛

めいたこだわりが存在します。


学歴と就職する企業のランクです。


親や兄弟と比較され続けますし、従弟との比較にも耐え

なくてはならないかもしれません。




呪縛をあっさりと捨て去れる人。

最初から小さな欲望や野心など考えず大きく生きる人。

いかなる境遇になろうとも生きている喜びを感じる人。


どん底から這い上がる立身出世物語に共通している主

人公像ですね。




あなたの身の回りにいる人を観察してみましょう。


呪縛を捨てたら幸せになれるのに、と感じる人が結構い

るものですよ。


そんな亭主と別れたほうがいいよ、とアドバイスしたくな

る人は、意外に多くいるものですよ。