「文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、必ず
詳細ををお読みください。
お問い合わせはコチラから
今回は、平凡になりがちなストーリーを面白く変化
させるコツについてお伝えいたします。
構想した物語が面白ければ、執筆意欲にもつなが
りますから、平凡さから脱却しなくてはいけません。
されど、面白くなるアイディアなんて、それほど転が
っているわけではありませんから、面白くならないま
まに書き進めてしまう場合が多いのでしょうね。
特別なアイディアを生み出そうとするから難しいので
あって、ここは逆転の発想を採用するのです。
つまり、一番面白くない展開を考えて、その間逆を採
用すればいいのです。
たとえば、、、
遠くへ何年も出稼ぎに行っていた夫が、充分な貯金が
できて退職金もそれにりに見込めるようになったとしま
しょう。
故郷へ帰って、家族と一緒に幸せに暮らしましたとさ。
これが、平凡すぎる例でして、読者としてはつまらなさ
しか感じないでしょうね。
そこで、間逆のストーリーを採用してみます。
故郷へ帰れなくなる事件を起こせばいいのです。
会社が倒産して退職金は見込めなくなり、社内預金も
どうなるのかわからない。
あるいは、馴染みになっていた小料理屋の女性から妊
娠したことを告げられて、故郷の家族と板ばさみになっ
てしまう。
理解できましたか。
めでたしめでたしの平凡ストーリーを先に考えてから、
そうならない事件を挿入いたします。
それがコツですよ。