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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、あなたの執筆作業が誰ヘのものなのか、

執筆の原点を問うてみたいと思います。




このブログにご訪問の方たちは、多分、文学賞の

入選を狙っておられて、できればプロになりたいと

いうお気持ちなのだろうと思います。


その気持ちが強ければ強いほど、原点から足を踏

み外しぎみなのに気付いていただきたいのです。




作品は、絶対に選考委員のためのものであっては

なりません。


選考委員受けしようとして、過去の受賞作品を分析

したり、文学賞ごとの傾向と対策に講じてみるのは

まったく無意味なことなのです。


もちろん、文学賞ごとの受賞作にはある傾向がある

のはたしかなのですが、だからといって有効な対策

があるかといえば、ないです。


早い話が、良い作品はどこへ出しても入選しますし、

ダメなものはどこへ出してもダメなのです。


落選した作品を別の文学賞へ出してみたら四次選

考まで行きました、という話はよく聞きますが、その

文学賞の全体的なレベルが低いだけのことでして、

入選に至らないのは同じですからね。




そんなことに一生懸命になるよりも、プロを目指して

いるならば、幅広い読者さんたちのために書きましょ

うよ。


イメージができないなら、誰が身近な数人でもいい。


その人たちが面白がってくれたり感動してくれそうな

作品を目指しましょう。