読者は登場人物に不満を感じる | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、読者がもっとも望んでいるものをお伝えいたします。




読者というと、アマチュアの作者さんたちにはピンと来ない

かもしれませんね。


しかし、文学賞に応募したなら、一次選考の下読み係さん

は最初に読んでくれる読者ですし、選考委員の先生方も

間違いなく読者です。




その読者さんたちがもっとも期待しているのは、面白いスト

ーリーではなくて、人間模様から派生するストーリーです。


たとえば、恋仲の二人が結ばれようとするときに、外部的

な要因である災害とか病気などではなく、心無い人による

誹謗中傷などによって引き裂かれるほうが自然な流れに

感じます。


すなわち、悪人が登場しない作品に魅力はないってことで

すね。




小説を書こうという人は、大概善人です。長い月日を費やし

て作品を完成させる努力を悪人にはできません。


そして、善人の周りには善人が多いので、作品に登場する

人物たともつい善人ばかりになってしまいます。




他人をいつも妬んでいる人。

他人の不幸をことさら喜ぶ人。

噂話が好きで、他人の悪口ばかりを言う人。

なんでも他人のせいにする人。


などなど、銀行強盗や殺人をしないまでも、善人からすれば

立派な悪人は誰の近くにも存在しています。


そういう人を登場させないからストーリーに波風が立たない

わけでして、立たないから災害や急病などを持ってくるしか

なくなるのです。


それがどれほど不自然なことか。。。




良い偶然よりはいいですが、悪い偶然であったとしても、何

度も使用しては偶然が偶然でなくなってしまいます。


それよりも、悪人による人為的な要因のほうが周囲にはいく

らでも溢れているのですから、ストーリーは自然な流れになり

まして、違和感を感じさせません。


物語は悪人が登場したところから面白くなります。なるべく早

目に登場させましょう。