伝え聞きにするのはもったいない | 小説の書き方教えます

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今回は、伝え聞き、いわゆる風聞についてお伝えします。




理由はほぼ断定できるのですが、アマチュア作者の作品

では肝心なところを伝え聞きにしているのが多いですね。


たとえば、友人が交通事故で死亡するとしても、主人公の

目の前で車に撥ねられることはなく、別の友人から電話で

聞いて初めて知る、といった具合です。




昨日の記事でもお伝えしたように、登場人物はできるだけ

人数を削るのが正しいのですが、伝え聞きにしますと、わ

ざわざ人数を増やしているわけです。


しかも、伝え聞きなので読者に与えるインパクトがありませ

んしね。


どうせなら、暴走してくる車の様子を描写して、悲惨な結果

までをつぶさに描いた場面にすれば、電話の会話文よりよ

ほど読み応えがあるのです。




では、なぜ伝え聞きにしてしまうのかといえば、描写力の不

足を自覚している作者は、無意識にインパクト場面にするの

を避けているからなのです。


これはもったいない。そう思いませんか。


ストーリーとしては友人が交通事故で亡くなるのは同じなの

ですが、せっかくインパクトのあるストーリーですのに、場面

を避けて評価も下げているのです。


その反面、とくに重要な役割をするわけでもない恋人との場

面を入れたりしていますから、評価はさらに下がります。




結論としまして、


アクション描写が苦手な人は、今すぐに克服しましょう。


文学賞突破マニュアルには、アクション描写のコツを示して

ありますから、一度読むだけでも確実にレベルアップいたし

ます。


さらには、描写特訓にご参加いただきますと、あらゆる種類

の描写が短期間で得意になります。


ただし、第二回目の開催時期は未定です。


どのような描写でもできる人は、ストーリーの幅が広がって、

読者が面白いと感じてくれる作品が書けるようになります。


あなたに必要なのは、入門という門を叩く勇気だけでしょう。