小説の「小」とは何なのか | 小説の書き方教えます

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今回は、小説とは何なのか、というもっとも基本的なこと

について述べましょう。




小説というものがあるなら、大説というものも存在するの

でしょうか。


はい。存在します。


では、「小」とか「大」というのは何を意味していて、何が

違うのでしょうか。


このポイントを押さえておきませんと、文学賞での受賞

は絶対にありません。他では教えていない根本にかか

わる最重要なポイントですからね。




大説の「大」というのは、天下とか国家とか、大きな存在

を意味します。


なので、大説では特定の主人公というものが存在せず、

国や天下の変遷がストーリーとして語られていきます。


たとえば、史記や十八史略を小説化した作品が該当す

るでしょう。


主人公らしき人物はいるにはいますが、描く時代と共に

別の人物へと受け継がれていきます。




一方、小説の「小」とは、国家や天下に比して小さな存

在である人間のことです。


つまり、人間とは何か、を説いたものが小説なんですね。


かといって、哲学論文ではなくて、あくまでも物語でなく

てはなりません。




すなわち、ストーリーを演じるために主人公がいるので

はなくて、主人公の喜怒哀楽や抱えている人類永遠の

課題などを描くためにストーリーが存在しなければなら

ないのです。


多分、考え方が正反対だったろうと思います。


ストーリーの進行に都合の良い人物設定をしたりして、

ストーリー重視になってはいませんでしたか。




何よりも先に、人間が存在します。


我々のリアル社会と同じでして、ストーリーが先に存在

しているのではありません。登場人物たちの共同作業

にてストーリーが作られていくのです。




こういう最重要なポイントを間違えていますと、何十回

文学賞にチャレンジしたとしても、作者のご都合主義が

選考委員に見抜かれてしまいます。


小説ハイスクールでは、人物がストーリーを作り出す

という正しい方法を学んでいただけます。


第十四期はスタートしたばかり。


今ならまだ間に合いますので、先着5名様まで入学申

請を受け付けいたします。