第一次選考を突破する | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回から、数回に分けまして、文学賞の各選考段階を突破する

ための知識と方法を述べてまいります。

 

最初の今回は、第一次選考です。

 

 

 

選考の方法には文学賞による違いこそありますが、基本的には

何段階かの選考を経て決定されます。

 

第一次選考というのは最初の関門ですよね。

 

ここでは、出版社や新聞社の社員と家族が手分けをして、すべて

の作品を最初から最後まで通読します。

 

面白くないからといって、途中でボツにされることだけは絶対にあ

りません。

 

 

 

しかし、この段階でいつも落とされている人は、以下のことに留意

してください。

 

応募規定に違反していないか。

ジャンル違いの作品ではないか。

そもそも、小説ではないもので応募してはいないか。

 

もっとも多いのが三番目ですね。

 

人間を描くのが小説なのに、ストーリーを描こうとしている作品は

確実に落とされます。

 

また、作者の意思や思考信条を世に問うための作品も、ここでは

容赦なく落とされてしまいます。

 

 

 

出版社や新聞社がなぜ文学賞というものを設けているのか、そこ

から考えてみなくてはいけません。

 

賞金や商品まで用意してですから、良い作品を表彰してあげよう

というボランティア活動ではないのです。

 

どちらも営利企業なのですからね。

 

 

 

つまり、社としてはお金を生み出してくれて利益をもたらしてくれ

そうな新人の発掘を目的としているのが文学賞なのです。

 

ですので、読者を無視した作者のみのご都合主義的な作品や

論文に近いものは、いくら応募を重ねたとしても永久に入選は

できません。

 

反対に、読者を楽しませるだけに特化した作品であれば、子竜

が応募したときのように、この段階で早くも出版の契約となり、

プロ作家が誕生するわけなのです。

 

どうしても転換が難しい人は、小説ハイスクールで学んでみて

ください。

 

読者のために書くということが、自然にできるようになりますよ。