「?」「!」マークは使うな 2 | 小説の書き方教えます

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今回は、少し以前の記事の補足です。

 

 

 

クエスチョンマークとエクスクラメーションマークは、とくに

文学賞応募作品では使わないように、とお伝えしました。

 

理由は、元々が英文の記号であることと、地の文で補足

をすれば、より詳しく発言の状況を伝えられるからです。

 

 

 

では、会話文をいくつも連ねたいときにはどうするのか。

 

ひとつひとつに地の文による補足をしていては、リズム感

が失われてしまいますよね。

 

 

 

そういうときには、会話文自体を少し変えて、質問や強調

感を読者に伝えます。

 

「できないの?」

 

マークがあるのとないのとでは、意味が違いますよね。

 

だからといってマークを付けていては、マークだらけになっ

てしまうかもしれません。

 

そこで、会話文を少しだけ変更して、できないのかと尋ね

ている内容にします。

 

「できないのかい」

「もしかして、できないの」

 

こんな感じに変更しますと、マークがなくても尋ねている

ことがわかります。

 

 

 

強調文の変更では、こんな感じです。

 

「できないのか!」

 

マークを外して変更してみましょう。

 

「できないなんて言ったら許さないぞ」

「できないだなんて、呆れたわ」

 

どうでしょうか。

 

元々日本語にはなかったマークですので、使わないで

読者に伝える方法は必ずあるのです。

 

あなたの応募原稿を、今すぐに見直しましょう。