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今回は、前回に引き続き会話文について解説します。
あなたにとって、描写文と会話文とではどちらが難しく
感じているでしょうか。
おそらく、描写文と答えるでしょうね。
しかし、
描写文はありのままを伝えればいいだけなのに対して
会話文は、テンポや要点を考慮しなくてはなりませんの
で、実際には描写文よりも厄介なのです。
会話文のほうが簡単と思ってしまう理由は、書くよりも
喋るほうが楽だからでしょう。
でも、会話文も文章なのですから、喋りを文章化すると
いう難解さが立ちはだかるのです。
試しに、外国文学の翻訳ものを読んでみましょう。日本
の作品では感じられない会話のテンポ良さを実感でき
ることと思います。
ダラダラ感がなく、無駄が多いように見えつつも要点を
しっかりと捉えている点で、海外作品の会話文からは
学ぶべきところは多いのです。
会話文はそれらの意味において、作者のレベルがその
まま表われてしまいます。
文学賞選考委員の目を誤魔化せないのが会話文です
ので、普段の喋りそのままの会話文を書きますと、一次
突破すら難しいかもしれません。
文学賞突破マニュアルでは、会話文に関しても多くの
ページを割いてあります。
一歩抜け出すためにも、会話文の達人になってください。