「文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、必ず
詳細ををお読みください。
お問い合わせはコチラから
今回は、物語のネタについて考えてみましょう。
アレもコレも、と最高の作品に仕上げたいがためにネタを
テンコ盛りにする人がいますね。
ネタをストーリーのアイディアとして置き換えてみますと、
とんでもない誤解だということがすぐにわかるはずです。
いろんなネタを盛り込めば盛り込むほど、支離滅裂的な
ストーリーへと変化してゆきます。
なんでもアリが面白いとは限らないのです。
そもそも、プロはひとつの作品にひとつのネタしか採用
しません。
稀に例外はありますが、基本の考え方はひと作品に
ネタはひとつです。
理由は、ひとつだけのネタでも読者に読ませて感動や
面白さを充分に伝えられる技量を有しているからです。
また、優れたアイディアは滅多に浮かばないのですから
ひとつの作品ですべて消化させてしまうのを勿体無いと
判断します。
文学賞の応募には枚数規定があります。
多くの応募者が犯している間違いが、枚数とネタの数、
そしてネタの大小についてです。
30枚くらいの短編にネタをいくつも盛り込んでしまいます
と、どの場面も描き方が不足してしまうでしょう。
反対に、長編では枚数が余ってしまうからといって、ネタ
を増やすのも本末転倒です。
長編の場合は小さなネタをいくつも盛り込むのではなく、
大きなネタで勝負しなくてはならないのです。
ネタの大小とは、描く際の必要枚数の大小でもあります。
大きなテーマに関するネタであれば、自然と枚数も多く
消費しますから、数ではなくて大小が問題なのです。
このあたりのところは、作品をいくつか書いてみるしか
会得できないでしょう。
ともかく、短編でも長編でも、ネタを多く採用するのは間
違いの素ですので、ご自分の応募作品を今一度検討し
てみましょう。