華麗なる冒頭 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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販売再開の時期は未定です。


今回は、冒頭部分に関する特訓です。




テーマと題材が決まりましたら、次はストーリーですよね。


そのストーリーを細分化して設計図にしたものがプロット

なのですが、冒頭にどんな場面から入るのがいいのか、

無頓着な人が多いです。


ただストーリー順というのでは、工夫も何もありません。




冒頭とは、読者を物語の中にまで誘う役目を負っています。


なので、この先はどうなるのだろうか、といった程度の工夫

をしなくてはなりません。


あるいは、何かが起きそうな予感をほのめかせておく。


たとえば、レイプ殺人魔と主人公の女性が別々の場面から

同じ場所へ行くところから始めるのです。




そもそも、読者サービスの精神が作者に欠けているから

つまらない作品が出来上がってしまいます。


書き上げた作品を読んでみて、こう感じたことはありませんか。


冒頭の数枚を読んでみたが、何か物足りないな。




あなたが読者だったなら、あなたの作品をお金を払ってまで

読みたいかどうか、考えてみてください。


お金を払ってまで読みたいと感じたなら、間違いなくその作品

はプロレベルのものでして、文学賞の入選も確実でしょう。


文章の巧拙にこだわるのではなく、そういう点での創意工夫

こそ大切であることを感じてください。