ジャンルの垣根 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、コメントにていただきました質問にお答えします。




ある出版社が、文学とエンタメの両方の文学賞を同時

開催するのてすが、どちらにも当てはまりそうな作品で

両方同時に応募するのはアリか、という質問でした。


結論から申しますと、ダメです。違反行為ですね。


応募要項にもよりますが、一般的に重複応募は禁止

されております。




最近、プロの作品でもジャンルの垣根がなくなりつつ

あります。


ハードボイルドなんだけど、物語の中には熱愛もあり

老齢化社会をテーマにしたりして、垣根の有無という

よりも多様化なのかもしれません。


本当に良い作品であるなら、どちらか一方での応募

で充分でしょう。見る人が見れば質の良し悪しなんて

すぐにわかりますから、小細工はしないほうが賢明

でしょうね。


万一、失格扱いでもされようものなら、書いた努力

が水の泡です。




ただ、どちらで応募するのがいいのか、と問われた

なら、迷わずエンタメにしてくださいと申し上げて

おきましょう。


なぜなら、プロになってからのジャンル変えは簡単

ではないからです。


読者のイメージがデビュー作品によって定着してし

まうことから、食ってゆけない文学よりもエンタメを

選ぶのが正しい方向です。


とはいっても、名誉もほしいのであれば、別の作品

にて文学のほうに応募するしかありません。


失格扱いされることだけは今後にも響いてきますの

で、絶対に避けましょう。インチキすね人はどこの

世界でも半永久的に弾かれてしまいますからね。