作者脳の作り方 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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下の項目をお読みください。


今回は、作者脳の作り方についてです。




昨日の記事で、読者脳のままマニュアルを読書し

ても意味がないと申しました。


読書家の友人に第一巻を読んでもらったところ、

当たり前のことしか書かれていない、と酷評でした。

読者脳で読むと、そういう結果にしかなりません。


作者も元は読者ですので、何かを読むときには

つい読者脳で読んでしまいます。




でも、文学賞に挑戦しようという人は、とくに作者脳

を鍛えなくてはなりません。


読者の為に、と当たり前のように自然に書ける意識

こそ、作者脳というものなのです。




作者脳を短期間で作り上げるには、文学賞突破マニュ

アルの第一巻を毎日読むことでしょうね。


執筆の前に必ず読むことです。


読者脳のまま書いた作品が入選することなどあり得ません。




子竜がマニュアルの最初に作者脳を説いたのは、読者脳

のままどんな文章テクニックを学んだところで無意味と感じ

ているからなのです。


学んだことを読者への配慮として実行できなければ、作品

に繁栄されることはありません。作者の自己満足のための

道具としてテクニックが利用されるだけで終わってしまいます。




マニュアルを購入されたほぼ全員の方が、あらためて第一巻

の重要性を認識されております。


なぜなら、第二巻以降の部分も、第一巻の考え方をベースに

説いているからです。


文学賞への挑戦は、すなわちプロになることを目指しています。

まさか、賞だけほしいという人はいないでしょう。


プロであるからには、顧客としての読者へ配慮するのは当たり

前のことでして、審査員はそういう配慮がなされている作品か

どうかを見極めます。


つまり、すでにプロという意識の方のみが入選できるのです。

入選してからプロになるのではないのです。




まだ周囲の人にも読んでくれる人がいない状況で、プロ意識

を持つことは困難でしょう。


だからこそ、第一巻を利用していただきたいのです。


毎日一回は読んでください。


読者への配慮が自然にできるようになるまで、繰り返し読んで

いただきたいと思います。