小説の書き方 入門編 3 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、3回目となる入門編です。上級者も初心

に戻って読んでいただきたいと思います。




前回まで、ユニークな人物を設定し、2人を組み合わ

せてストーリーを作るところまで述べました。


今回は、ストーリーの設計図作りです。


実際に執筆するまでの最後の難関ですので、充分に

理解するようにしてくださいね。




ストーリーを分解して、いくつかのシーンに分けます。


舞台劇に例えるとわかりやすいと思いますが、場面

が変わる部分が区切りとなります。


各場面に登場する人物と役割りを、場面ごとの一覧

表にしておきます。これがプロットと呼ばれるもので、

小説の設計図にあたるのです。


思いついたことは、すべてプロット表に書き込みま

しょう。入れたい台詞やアイディアがあれば、原稿

ではなくプロット表に書き込むのです。




プロット表が一応完成したなら、最初から目を通して

みましょう。どこかに何かが抜けていないか要チェック

ですよ。


原稿を書いてからの修正は、骨が折れますからね。

プロット表のうちに、バグを発見しておいてください。


一週間ほど経ってから、あらためて見てみるのも、

バグの発見には有効です。


とにかく、実際の執筆の前に時間をかけるほうが、

より良い作品に仕上がります。ここでは絶対に手を

抜かないでくださいね。